「作」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

作とは、つくる／つくり出すなどの意味をもつ漢字。7画の画数をもち、人部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校2年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『作』の字には少なくとも、作ソ・ 作ショ・ 作サク・ 作サ・ 作すなす・ 作るつくるの6種の読み方が存在する。

意味

1. つくる。つくり出す。「作詞・作者・作成・作品・作文・工作・試作・製作・創作」
2. つくられた物。「遺作・傑作・拙作・著作・名作」
3. 耕す。農耕する。農作物の出来。「耕作・間作・米作・豊作」
4. なす。なる。行う。振る舞い。「作為・作業・作法・作用・所作・操作・造作・動作・無造作」
5. おこす。盛んにする。「作興・振作」
6. おこる。発生する。「発作(ほっさ)」
7. 「美作(みまさか)国」の略称。「作州」

作の用法：山陽道(行政区画)

山陽道(行政区画)【さんようどう】とは、飛鳥時代以降における地域区分および行政区画の一つ。五畿七道の一道に数えられる。
現在の兵庫県南部、岡山県、広島県、山口県にまたがる地域をさす。

熟語

四字熟語

「作」の漢字を語中にもつ四字熟語6種を表にまとめる。

作【さく】

[歴]美作国(ミマサカノクニ)の略称。
みまさか(美作)
。

作【さく】

([中国語]zuo)中国で、手工業の作業場・細工場(サイクバ)。
[歴]([中国語]zuo)中国宋代以降の手工業者の同職組合。
ドイツの同職組合：つんふと(ツンフト)
。

化作【けさ】

[仏]形(カタチ)のないものが形をとって現れること。
。

機作【きさ】

[英語]mechanism(メカニズム)

小作【こさく】

[英語]farmtenancy

文字コード

「作」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「作」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。