倉とは、くら／物を保管しておく所などの意味をもつ漢字。10画の画数をもち、人部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校4年生修了レベルの漢字とされる。
| 字体 | 倉 | |
|---|---|---|
| 読み | 音読み | ソウ 《外》ショウ |
| 訓読み | くら 《外》にわ(か) |
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| 部首 | 人部 口部 |
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| 画数 | 総画数 | 10画 |
| 部首内画数 | 人部8画 口部7画 |
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| 国語施策 | 教育漢字・常用漢字 | |
| JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
| 漢字検定 | 漢検7級 | |
| 日本語能力検定 | JLPT N1 | |
書き方・読み方
書き方
読み方
『倉』の字には少なくとも、倉・ 倉・ 倉か・ 倉の4種の読み方が存在する。
意味
熟語
小倉【こくら】
[Romaji]Kokura
福岡県北九州市の小倉北区と小倉南区からなる地域名。
商業・行政・交通の中心地区。こくらし(小倉市)。
佐倉【さくら】
[Romaji]Sakura
さくらし(佐倉市)
[交]さくらえき(佐倉駅)
。
名倉【なぐら】
[Romaji]Nagura
[古](江戸近辺で)接骨医。江戸時代、千住に名倉家という有名な接骨医があり、その一門が名倉流と称したことから。
東京都足立区千住５丁目の名倉医院は1764(明和元)開業。
板倉【いたくら】
[Romaji]Itakura
いたくらく(板倉区)
いたくらまち(板倉町)
板倉造り：参照いたくらづくり(板倉造り、板倉造)
。
倉橋【くらはし】
[Romaji]Kurahashi
[地]くらはしじま(倉橋島)くらはしちょう(倉橋町)
奈良県桜井市の地名。くらはしやま(倉橋山、倉椅山、椋橋山)。
[農]くらはしだいこん(倉橋大根)
[古]くらはし’倉橋、椋橋)
。
文字コード
「倉」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
| Unicode 1 | U+5009 |
|---|---|
| JISX0213 | 1-33-50 |
| 戸籍統一文字番号 2 | 008920 |
| 住基ネット統一文字 | J+5009 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
| 書籍 | 出版社 | 検字番号 |
|---|---|---|
| 角川大字源3 | 角川書店 | 1212 |
| 新大字典4 | 講談社 | 567 |
| 新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 436 |
| 大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 756 |
| 大漢語林8 | 大修館書店 | 429 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
1946年（昭和21年）11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1958年（昭和33年）
学年別漢字配当表（昭和33年）に掲載
昭和36年度より実施される、小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表」に
第5学年の配当漢字として公示される。
第5学年の配当漢字として公示される。
1977年（昭和52年）
学年別漢字配当表（昭和52年）に掲載
昭和55年度より実施される、小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表」に
第4学年の配当漢字として公示される。
第4学年の配当漢字として公示される。
1981年（昭和56年）10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
2017年（平成29年）
学年別漢字配当表（平成29年）に掲載
令和2年度より実施される、小学校学習指導要領(文部科学省)の別表「学年別漢字配当表」に
第4学年の配当漢字として公示される。
第4学年の配当漢字として公示される。
まとめ
「倉」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「倉」についての総括
- 倉の画数 ：10画
- 倉の部首 ： 人,口
- 倉の読み方：ソウ・ショウ・にわか・くら
- 倉の意味 ：くら／物を保管しておく所
以上で「倉」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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