「冥」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、あの世/死後に行くとされる世界のこと/くらい/光が少ないなどの意味をもつ漢字。10画の画数をもち、冖部に分類される。日本では常用漢字に定められており、高校卒業/大学/一般レベルの漢字とされる。

漢字「冥」
字体
読み 音読み メイ
《外》ベキ
《外》ベン
《外》メン
《高》ミョウ
訓読み 《外》くら()
部首 冖部
画数 総画数 10画
部首内画数 冖部8画
国語施策 常用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検2級

書き方・読み方

書き方

冥_書き方
冥の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、メンメイミョウベンベキ冥いくらいの6種の読み方が存在する。

意味

あの世/死後に行くとされる世界のこと/くらい/光が少ない

熟語

四字熟語

「冥」の漢字を語中にもつ四字熟語2種を表にまとめる。

「冥」が入る四字熟語
薄暮冥冥はくぼめいめい 冥冥之志めいめいのこころざし

冥加【みょうが】

[仏]神仏の加護(カゴ)。

冥界【みょうかい】

[仏]地獄・餓鬼・畜生の三つの世界。三悪道。
[仏]特に地獄。

文字コード

「冥」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「冥」の文字コード一覧
Unicode 1 U+51A5
JISX0213 1-44-29
戸籍統一文字番号 2 018940
住基ネット統一文字 J+51A5

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「冥」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 594
新大字典4 講談社 1020
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 761
大漢和辞典6 7 大修館書店 1588
大漢語林8 大修館書店 746

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

2010年(平成22年)11月
改定常用漢字表に掲載
文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表9」に採用される。

まとめ

「冥」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「冥」についての総括
  1. 冥の画数 :10画
  2. 冥の部首 : 冖
  3. 冥の読み方:メン・メイ・ミョウ・ベン・ベキ・くらい
  4. 冥の意味 :あの世/死後に行くとされる世界のこと/くらい/光が少ない
以上で「冥」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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