「刹」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、梵語の音訳字/てら/寺院などの意味をもつ漢字。8画の画数をもち、刀部に分類される。日本では常用漢字に定められており、高校卒業/大学/一般レベルの漢字とされる。

漢字「刹」
字体
読み 音読み セツ
《外》セチ
《高》サツ
訓読み 《外》てら
部首 刀部
画数 総画数 8画
部首内画数 刀部6画
国語施策 常用漢字
JIS漢字水準 JIS第2水準
漢字検定 漢検2級

書き方・読み方

書き方

刹_書き方
刹の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、セツセチサツてらの4種の読み方が存在する。

意味

梵語の音訳字/てら/寺院

熟語

羅刹【らせつ】

[梵](男性形)Raksasa(ラクシャーサ)/(女性形)Raksasi(ラクシャーシ)

[仏]男女の悪鬼・魔物。
姿は、赤い髪、青い目、黒い体で鋭い爪(ツメ)と牙(キバ)を持つ。
空を飛び、地を走ることが速く、大力で、人を惑わし、人を食べるといわれる。

刹那【せつな】

[梵]ksana

[仏]古代インドの最も短い時間の単位。一つの意識(念)の起こる時間。
その長さは諸説あり、一弾指(イチダンシ)と呼ぶ指ではじく短い時間が65刹那とするものや、1秒の75分の一とするものなどがある。

刹利【せつり】

くしゃとりあ(クシャトリア)

羅刹鬼【らせつき】

[仏]らせつ(羅刹)

羅刹鬼【らせちき】

[仏]らせつ(羅刹)

文字コード

「刹」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「刹」の文字コード一覧
Unicode 1 U+5239
JISX0213 1-49-75
戸籍統一文字番号 2 022960
住基ネット統一文字 J+5239

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「刹」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 706
新大字典4 講談社 1186
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 883
大漢和辞典6 7 大修館書店 1967
大漢語林8 大修館書店 878

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

2010年(平成22年)11月
改定常用漢字表に掲載
文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表9」に採用される。

まとめ

「刹」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「刹」についての総括
  1. 刹の画数 :8画
  2. 刹の部首 : 刀
  3. 刹の読み方:セツ・セチ・サツ・てら
  4. 刹の意味 :梵語の音訳字/てら/寺院
以上で「刹」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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