「剤」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

剤とは、まぜる／混ぜ合わせる／薬剤などを調合する／調えるなどの意味をもつ漢字。10画の画数をもち、刀部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校在学中レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『剤』の字には少なくとも、剤セイ・ 剤スイ・ 剤ザイ・ 剤ぜるまぜるの4種の読み方が存在する。

意味

1. まぜる。混ぜ合わせる。薬剤などを調合する。調える。「調剤・乳剤・配剤・消化剤」
2. 調合済みの薬。「下剤・錠剤・薬剤・催眠剤・強心剤・清涼剤」

熟語

きい剤【きいざい】

[軍]きいいちごう(きい一号、黄一号)
。

枯葉剤【かれはざい】

[化]植物枯殺用の化学剤。
３種類あって、薬剤の色から「オレンジ剤(AgentOrange)」・「ホワイト剤」・「ブルー剤」と呼ぶ。だいおきしん(ダイオキシン)。

鎮吐剤【ちんとざい】

[薬]吐き気を抑える薬。嘔吐(オウト)・乗物酔い・悪阻(ツワリ)などの対処薬。ちんうんざい(鎮うん剤、鎮暈剤)。

覚醒剤【かくせいざい】

[英語]stimulantdrug

ＧＢ剤【じーびーざい】

[化]さりん(サリン)
。

文字コード

「剤」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「剤」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。