「升」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

升とは、のぼる／上にあがる／高くなるなどの意味をもつ漢字。4画の画数をもち、十部に分類される。日本では常用漢字に定められており、高校在学中レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『升』の字には少なくとも、升ショウ・ 升ます・ 升るのぼるの3種の読み方が存在する。

意味

1. のぼる。上にあがる。高くなる。類義語：昇「升堂・上升」
2. 平和である。世が治まる。「升平」
3. ます。物の容量をはかる器。類義語：枡「升酒」
4. ます。芝居や相撲で四角く区切られた観覧席。「升席」
5. 《尺貫法》容積の単位。１升は10合。10升で１斗。約1.8リットル。「一升・一升瓶」
6. 六十四卦の一つ。第四十六番目の卦。地風升。外卦坤と内卦巽で構成される。

升の用法：六十四卦

六十四卦【ろくじゅうしけ】とは、古代中国占術の易で吉凶を占う基本図像。二重の八卦(六つの爻)で構成される。大成卦とも。

升の用法：尺貫法(大きさ・体積・容積・容量)

尺貫法(大きさ・体積・容積・容量)【しゃっかんほう】とは、尺貫法(しゃっかんほう)は昔の日本で利用していた長さや面積などの単位系。計量法により1958年に廃止された。

熟語

升【しょう】

(米などを計る)尺貫法の容量。
合(ゴウ)の十倍。
1.80391リットル。

枡束／升束／斗束【ますづか】

[Romaji]masuozuka／masu-zuka

一升ビン／一升瓶【いっしょうびん】

一升(約1.8リットル)入るガラス瓶。
青色または緑色の半透明で、なで肩の大瓶。
酒・醤油・酢・油などに使用された。

文字コード

「升」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「升」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。