「卸」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、おろす/商品を問屋から小売商人に売り渡すことなどの意味をもつ漢字。9画の画数をもち、卩部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校卒業レベルの漢字とされる。

漢字「卸」
字体
読み 音読み 《外》シャ
訓読み おろ()
おろし
部首 卩部
画数 総画数 9画
部首内画数 卩部7画
国語施策 常用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検3級
日本語能力検定 JLPT N1

書き方・読み方

書き方

卸_書き方
卸の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、シャおろし卸すおろすの3種の読み方が存在する。

意味

  1. おろす。商品を問屋から小売商人にすこと。「卸商」
  2. おろす。りおろす。類義語:「卸金・大根卸し・山葵卸し・大蒜卸し」

熟語

薬卸し【くすりおろし】

[薬]やげん(薬研)

中央卸売市場【ちゅうおうおろしうりいちば】

[経]ちゅうおうおろしうりしじょう(中央卸売市場)

中央卸売市場【ちゅうおうおろしうりしじょう】

[経]地方公共団体が卸売市場法に基づき開設している市場。
大都市で消費される生鮮食料品などの売買を公正かつ円滑に流通させるため、農林大臣の指定した都市およびその隣接地に開設される。
宅配便による産地直送など、市場外流通も増加している。

文字コード

「卸」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「卸」の文字コード一覧
Unicode 1 U+5378
JISX0213 1-18-23
戸籍統一文字番号 2 033280
住基ネット統一文字 J+5378

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「卸」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 966
新大字典4 講談社 1571
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 1173
大漢和辞典6 7 大修館書店 2861
大漢語林8 大修館書店 1149

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
2010年(平成22年)11月
改定常用漢字表に掲載
文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表9」に採用される。

まとめ

「卸」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「卸」についての総括
  1. 卸の画数 :9画
  2. 卸の部首 : 卩
  3. 卸の読み方:シャ・おろし・おろす
  4. 卸の意味 :おろす/商品を問屋から小売商人に売り渡すこと
以上で「卸」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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