「右」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

右とは、みぎ／みぎがわなどの意味をもつ漢字。5画の画数をもち、口部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校1年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『右』の字には少なくとも、右ユウ・ 右ウ・ 右みぎ・ 右けるたすけるの4種の読み方が存在する。

意味

1. みぎ。みぎがわ。対義語：左「右岸・右記・右舷(うげん)・右折・右辺・右腕・左右」
2. そば。わき。かたわら。たすける。類義語：佑「座右・右筆(ゆうひつ)」
3. たっとぶ。重んずる。高位。上位。「右文・右職(ゆうしょく)・右武(ゆうび)」
4. 保守的な思想傾向。対義語：左「右傾・右派・右翼・極右」
5. 昔の官職にて同じ地位のうち下位の方。対義語：左「右大臣(みぎのおとど)」
6. 縦書きにした文章中で、前に述べたことを指す語。「右のとおり」
7. 野球の右翼。右翼手。ライト。「右飛・右中間」

右の用法：守備位置(野球)

守備位置(野球)【しゅびいち】とは、野球で使われる守備位置。ポジション。

熟語

四字熟語

「右」の漢字を語中にもつ四字熟語2種を表にまとめる。

右衽【うじん】

[中国語]youren

右近【うこん】

[歴]右近衛府(ウコンエフ)の略称。
うこんえふ(右近衛府)
[植]右近の橘の略称。
うこんのたちばな(右近の橘)
川柳集『誹風柳多留』：春左近夏は―が匂ふ也。

右岸【うがん】

川の下流に向かって右側の岸。
⇔さがん(左岸)
。

馬手／右手【めて】

馬の手綱をとる手の意。

右手、右のほう。かみて(上手)。

右近司【うこんのつかさ】

[歴]右近衛府(ウコンエフ)の別称。
うこんえふ(右近衛府)
[歴]右近衛府の官人。
。

文字コード

「右」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「右」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。