「唆」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、そそのかす/けしかける/欲望を刺激してその気にさせるなどの意味をもつ漢字。10画の画数をもち、口部に分類される。日本では常用漢字に定められており、高校在学中レベルの漢字とされる。

漢字「唆」
字体
読み 音読み
訓読み 《高》そそのか()
部首 口部
画数 総画数 10画
部首内画数 口部7画
国語施策 常用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検準2級
日本語能力検定 JLPT N1

書き方・読み方

書き方

唆_書き方
唆の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、唆すそそのかすの2種の読み方が存在する。

意味

  1. そそのかす。けしかける。欲望を刺激してそのにさせる。「教唆・示唆」

熟語

四字熟語

「唆」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。

「唆」が入る四字熟語
教唆扇動きょうさせんどう

文字コード

「唆」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「唆」の文字コード一覧
Unicode 1 U+5506
JISX0213 1-26-22
戸籍統一文字番号 2 043000
住基ネット統一文字 J+5506

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「唆」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 1208
新大字典4 講談社 1992
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 1462
大漢和辞典6 7 大修館書店
大漢語林8 大修館書店 1439

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
2010年(平成22年)11月
改定常用漢字表に掲載
文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表9」に採用される。

まとめ

「唆」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「唆」についての総括
  1. 唆の画数 :10画
  2. 唆の部首 : 口
  3. 唆の読み方:サ・そそのかす
  4. 唆の意味 :そそのかす/けしかける/欲望を刺激してその気にさせる
以上で「唆」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

おねがい
誤字/脱字/間違い/その他ミスを見つけた方は、お問合せまでご連絡のほど宜しくお願いします。