「寡」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

寡とは、すくない／少ないことなどの意味をもつ漢字。14画の画数をもち、宀部に分類される。日本では常用漢字に定められており、高校在学中レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『寡』の字には少なくとも、寡カ・ 寡やもめ・ 寡ないすくないの3種の読み方が存在する。

意味

1. すくない。少ないこと。対義語：多・衆「寡占・寡黙・衆寡」
2. ひとり者。やもめ。配偶者を失った人、特に女性。対義語：鰥「寡夫・寡婦・鰥寡」
3. 力が弱い。徳が少ない。他国人に対して諸侯の自称または君主を指す謙遜語。「寡学・寡君・寡人・寡徳」

熟語

四字熟語

「寡」の漢字を語中にもつ四字熟語4種を表にまとめる。

寡／寡婦【やもめ】

夫のいない女性。夫と死別または離婚した女性。
「女寡(オンナヤモメ)」とも、また死別した場合は「未亡人(ミボウジン)」、「寡婦(カフ)」、「後家(ゴケ)」とも呼ぶ。

寡婦【かふ】

夫と死別した妻。
みぼうじん(未亡人)
。

寡婦産【かふさん】

[英語]dower

だわー(ダワー)
。

寡頭制【かとうせい】

[政]おりがーきー(オリガーキー)
。

寡糖類【かとうるい】

[英語]oligosaccharide

文字コード

「寡」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「寡」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。