「愚」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

愚とは、おろか／頭が鈍くて悪いなどの意味をもつ漢字。13画の画数をもち、心部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校卒業レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『愚』の字には少なくとも、愚グ・ 愚かおろかの2種の読み方が存在する。

意味

1. おろか。頭が鈍くて悪い。対義語：賢「愚痴・愚鈍・愚民・愚問・愚劣・衆愚・凡愚」
2. 自分に関することを遜る言葉。謙遜語。「愚案・愚意・愚兄・愚見・愚考・愚妻・愚姉・愚書・愚女・愚生・愚説・愚息・愚弟・愚妹・愚名」

熟語

四字熟語

「愚」の漢字を語中にもつ四字熟語2種を表にまとめる。

愚僧【ぐそう】

愚かな僧侶。
僧侶が自分自身を謙遜(ケンソン)して呼ぶ第一人称。
「拙僧(セッソウ)」とも呼ぶ。

愚鈍【ぐどん】

愚(オロ)かで、頭の働きが鈍(ニブ)いこと。
「魯鈍(ロドン)」とも呼ぶ。
。

愚禿【ぐとく】

[Romaji]gutoku

盧泰愚【ろたいぐ】

[人]のてう(ノ・テウ、盧泰愚)
。

痴愚／癡愚【ちぐ】

愚(オロ)かなこと。
[心]精神発育制止症の一つ。
知能がおよそ７・８～１３・１４歳程度。

文字コード

「愚」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「愚」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。