「掲」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

異体字「揭」については「揭(漢字)」をご覧ください。

とは、かかげる/高く上げるなどの意味をもつ漢字。11画の画数をもち、手部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校卒業レベルの漢字とされる。

漢字「掲」
字体
読み 音読み ケイ
《外》ケツ
《外》ゲツ
《外》テイ
《外》カツ
《外》ケチ
訓読み かか(げる)
部首 手部
画数 総画数 11画
部首内画数 手部8画
国語施策 常用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検3級
日本語能力検定 JLPT N1
異体字「揭」
字体
画数 12画
Unicode U+63ED
JISX0213 1-84-83

書き方・読み方

書き方

掲_書き方
掲の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、テイゲツケツケチケイカツ掲げるかかげるの7種の読み方が存在する。

意味

  1. かかげる。げる。「掲示・掲揚・表掲」
  2. 目立つようにす。す。「掲載・前掲・表掲」

熟語

クシナガラ/拘尸那掲羅【くしながら】

[梵]Kusinagara、[英語]Kushinagar

[歴][仏]中インドにあったマッラ王国(Mallakingdom)(末羅国)の首都。
現在のインド北部、ウッタル・プラデシュ州(UttarPradeshState)東部のカシア(Kasia)に比定され、5世紀の銘のある涅槃像(ネハンゾウ)などが出土している。
城外北郊、跋提河(バダイガ)西岸の沙羅林(サラリン)の下で釈迦(シャカ)が入滅(ニュウメツ)したといわれ、仏教の聖地となっている。

国旗掲揚【こっきけいよう】

1948年(昭和23年)4月GHQ、祝祭日の国旗掲揚を許可。

文字コード

「掲」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「掲」の文字コード一覧
Unicode 1 U+63B2
JISX0213 1-23-39
戸籍統一文字番号 2 138100
住基ネット統一文字 J+63B2

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「掲」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 3391
新大字典4 講談社 5600
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 4109
大漢和辞典6 7 大修館書店 12311’
大漢語林8 大修館書店 4014

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
2010年(平成22年)11月
改定常用漢字表に掲載
文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表9」に採用される。

まとめ

「掲」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「掲」についての総括
  1. 掲の画数 :11画
  2. 掲の部首 : 手
  3. 掲の読み方:テイ・ゲツ・ケツ・ケチ・ケイ・カツ・かかげる
  4. 掲の意味 :かかげる/高く上げる
以上で「掲」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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