「搗」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

異体字「擣」については「擣(漢字)」をご覧ください。

とは、うつ/たたく/つく/臼でつくなどの意味をもつ漢字。13画の画数をもち、手部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

漢字「搗」
字体
読み 音読み トウ
訓読み ()
()
(てて)
たた()
()
部首 手部
画数 総画数 13画
部首内画数 手部10画
JIS漢字水準 JIS第2水準
漢字検定 漢検1級
異体字「擣」
字体
画数 17画
Unicode U+64E3
JISX0213 1-58-14

書き方・読み方

書き方

搗_書き方
搗の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、トウ搗くつく搗くたたく搗ててかてて搗つかつ搗つうつの6種の読み方が存在する。

意味

うつ/たたく/つく/臼でつく

熟語

搗く/舂く【つく】

杵(キネ)や棒の先で穀物などを強く打って押し潰(ツブ)す。うすづく(臼づく、臼搗く、舂く)。

搗栗/勝栗【かちぐり】

[食]干栗(ホシグリ)を軽く搗(ツ)いて渋皮を取り除いたもの。
正月の祝儀などに用いる。

褐色/搗色【かちいろ】

[色]黒に近い濃い紺色。
縁起(エンギ)をかついで武具や祝賀に用いられた。
「かちんいろ」、「かち」とも呼ぶ。

褐色/搗色【かちんいろ】

[色]かちいろ(褐色、搗色)

かちわり/搗ち割り【かちわり】

(関西地方で)小さく砕(クダ)いた氷。
「ぶっかき(打っ欠き)」、「かきごおり(かき氷、欠氷、欠き氷)」とも呼ぶ。
甲子園球場の夏の名物。

文字コード

「搗」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「搗」の文字コード一覧
Unicode 1 U+6417
JISX0213 1-57-81
戸籍統一文字番号 2 140190
住基ネット統一文字 J+6417

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「搗」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 3494
新大字典4 講談社 5762
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 4235
大漢和辞典6 7 大修館書店 12480
大漢語林8 大修館書店 4137

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

まとめ

「搗」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「搗」についての総括
  1. 搗の画数 :13画
  2. 搗の部首 : 手
  3. 搗の読み方:トウ・つく・たたく・かてて・かつ・うつ
  4. 搗の意味 :うつ/たたく/つく/臼でつく
以上で「搗」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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