「斑」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、まだら/ぶち/異なる色が入り混じった様子などの意味をもつ漢字。12画の画数をもち、文部に分類される。日本では常用漢字に定められており、高校卒業/大学/一般レベルの漢字とされる。

漢字「斑」
字体
読み 音読み ハン
訓読み 《外》
《外》ぶち
《外》まだら
部首 文部
画数 総画数 12画
部首内画数 文部8画
国語施策 常用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検2級

書き方・読み方

書き方

斑_書き方
斑の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、ハンまだらぶちの4種の読み方が存在する。

意味

  1. まだら。ぶち。なるじった様子。類義語:「斑点・斑文(はんもん)・斑紋・虎斑・紫斑・白斑・蒙古斑(もうこはん)」

熟語

児斑【じはん】

[医]もうこはん(蒙古斑)

斑岩【はんがん】

[英語]porphyry

[鉱]石基中に多くの斑晶を含む斑状構造を有する火成岩。
「ポルフィリー」とも呼ぶ。

斑鳩【いかるが】

[古]イカルの古名。
いかる(イカル、斑鳩、鵤)
[歴]いかるがのみや(斑鳩の宮)
いかるがちょう(斑鳩町)

斑竜【はんりゅう】

[学名]Megalosaurus

[古生]めがろさうるす(メガロサウルス)

蒙古斑【もうこはん】

[英語]Mongolianspot

[医]モンゴル人種(モンゴロイド)系に見られる、乳幼児の尻などの青色の斑紋。
臀部(デンブ)・腰部(ヨウブ)・背部・肩胛部(ケンコウブ)などの皮膚真皮層中にメラニン色素細胞が存在するためで、メラニン色素が沈着して発現する。
幼年期の終りまでには消失する。

文字コード

「斑」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「斑」の文字コード一覧
Unicode 1 U+6591
JISX0213 1-40-35
戸籍統一文字番号 2 151050
住基ネット統一文字 J+6591

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「斑」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 3729
新大字典4 講談社 6234
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 4447
大漢和辞典6 7 大修館書店 13470
大漢語林8 大修館書店 4338

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

2010年(平成22年)11月
改定常用漢字表に掲載
文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表9」に採用される。

まとめ

「斑」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「斑」についての総括
  1. 斑の画数 :12画
  2. 斑の部首 : 文
  3. 斑の読み方:ハン・まだら・ぶち・ふ
  4. 斑の意味 :まだら/ぶち/異なる色が入り混じった様子
以上で「斑」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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