「智」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、ちえ/さとい/賢いなどの意味をもつ漢字。12画の画数をもち、日部に分類される。日本では人名用漢字に定められており、大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

漢字「智」
字体
読み 音読み
訓読み さと()
ちえ
部首 日部
曰部
画数 総画数 12画
部首内画数 日部8画
曰部8画
国語施策 人名用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検準1級
日本語能力検定 JLPT N1

書き方・読み方

書き方

智_書き方
智の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、ちえ智いさといの3種の読み方が存在する。

意味

ちえ/さとい/賢い

智の用法:五徳

五徳【ごとく】とは、儒教で重要視される道徳意識。「仁義礼智信」とも。五徳を持つことで人間関係を円滑化できるという教え。日本の飛鳥時代に制定された冠位十二階(徳・仁・礼・信・義・智)に影響を与えたとされる。五常とも。

五徳の種類
五行
五徳

熟語

四字熟語

「智」の漢字を語中にもつ四字熟語3種を表にまとめる。

「智」が入る四字熟語
有智高才うちこうさい 世智弁聡せちべんそう 老馬之智ろうばのち

智頭【ちづ】

[Romaji]Chizu/Chidu

ちづちょう(智頭町)
[交]ちづえき(智頭駅)

智ギ【ちぎ】

[中国語]Zhiyi

[人]中国隋代の天台第三祖(538~597)。実質的には天台宗の開祖。
陳・隋の二代の国師。

那智【なち】

[Romaji]Nachi

和歌山県東牟婁郡(ヒガシムログン)那智勝浦町(カツウラチョウ)の一地区名。
なちかつうらちょう(那智勝浦町)
熊野那智大社の別称。
くまのなちたいしゃ(熊野那智大社)
[歴][軍]旧日本海軍の重巡洋艦。

明智【あけち】

[Romaji]Akechi

[古]あけちちょう(明智町)
[交]あけちえき(明智駅)

智旭【ちぎょく】

[中国語]Zhixu

[人]ぐうやくちぎょく(藕益智旭)

文字コード

「智」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「智」の文字コード一覧
Unicode 1 U+667A
JISX0213 1-35-50
戸籍統一文字番号 2 157700
住基ネット統一文字 J+667A

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「智」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 3982
新大字典4 講談社 6512
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 4649
大漢和辞典6 7 大修館書店 14010
大漢語林8 大修館書店 4555

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

まとめ

「智」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「智」についての総括
  1. 智の画数 :12画
  2. 智の部首 : 日,曰
  3. 智の読み方:チ・ちえ・さとい
  4. 智の意味 :ちえ/さとい/賢い
以上で「智」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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