「曾」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

異体字「曽」については「曽(漢字)」をご覧ください。

とは、かつて/以前/これまでなどの意味をもつ漢字。12画の画数をもち、曰部に分類される。日本では人名用漢字に定められており、大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

漢字「曾」
字体
読み 音読み ソウ

《外》
《外》ゾウ
訓読み 《外》かさ(なる)
《外》かつ()
《外》すなわ()
《外》()
部首 曰部
日部
画数 総画数 12画
部首内画数 曰部8画
日部8画
国語施策 人名用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検1級漢検準1級
異体字「曽」
字体
画数 11画
Unicode U+66FD
JISX0213 1-33-30

書き方・読み方

書き方

曾_書き方
曾の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、ゾウソウ曾すます曾ちすなわち曾てかつて曾なるかさなるの8種の読み方が存在する。

意味

  1. かつて。以前。これまで。「曾遊・未曾有(みぞう)」
  2. ねる。世代がなる。類義語:「曾孫・曾祖・曾祖父」

熟語

曾孫【そうそん】

孫の子供。ひまご。ひこ。

木曽/木曾【きそ】

[Romaji]Kiso

きそぐん(木曽郡、木曾郡)
[地]きそがわ(木曽川)
[歴][軍]旧日本海軍の軽巡洋艦。1921年(大正10年)5月4日竣工。

宇曾利山【うそりやま】

[Romaji]UsoriYama

[地]恐山の別称。
おそれざん(恐山)

木曾御岳【きそおんたけ】

[Romaji]KisoOntake

[地]おんたけ(御岳、御嶽)

深曾木/深除【ふかそぎ】

三歳の髪置きの儀式の後、五歳までの間に、伸びた髪の先を肩の辺で切りそろえること。また、その祝い。

文字コード

「曾」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「曾」の文字コード一覧
Unicode 1 U+66FE
JISX0213 1-33-29
戸籍統一文字番号 2 158000
住基ネット統一文字 J+66FE

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「曾」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 3979
新大字典4 講談社 6644
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 4749
大漢和辞典6 7 大修館書店 14299
大漢語林8 大修館書店 4552

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

2010年(平成22年)11月
改定常用漢字表に掲載
文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表9」に採用される。

まとめ

「曾」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「曾」についての総括
  1. 曾の画数 :12画
  2. 曾の部首 : 曰,日
  3. 曾の読み方:ゾウ・ゾ・ソウ・ソ・ます・すなわち・かつて・かさなる
  4. 曾の意味 :かつて/以前/これまで
以上で「曾」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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