「棒」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、木や金属でできた長い道具などの意味をもつ漢字。12画の画数をもち、木部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校6年生修了レベルの漢字とされる。

漢字「棒」
字体
読み 音読み ボウ
《外》ホウ
訓読み
部首 木部
画数 総画数 12画
部首内画数 木部8画
国語施策 教育漢字・常用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検5級
日本語能力検定 JLPT N2

書き方・読み方

書き方

棒_書き方
棒の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、ボウホウの2種の読み方が存在する。

意味

  1. や金属でできたい道具。「金棒・警棒・棍棒・鉄棒・麺棒・綿棒」
  2. ぼうでつ。く。「棒喝・痛棒」
  3. かれたぐな。「縦棒・横棒」

熟語

四字熟語

「棒」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。

「棒」が入る四字熟語
針小棒大しんしょうぼうだい

棒子【ぼうし】

[中国語]bangzi

こうらいぼうし(高麗棒子)

突棒【つくぼう】

[歴]江戸時代の捕り物用具の一つ。
長い柄の先に撞木形(シュモクガタ)(T字形)の金具をつけたもの。
金具には多数の棘(トゲ)があり、袖(ソデ)や袴(ハカマ)に搦(カラ)ませて引き倒した。

如意棒【にょいぼう】

[中国語]RuyiBang

[文]『西遊記(Xiyouji)(サイユウキ)』の孫悟空(SunWukong)(ソン・ゴクウ)が持っている架空の棒。
悟空はこの棒を思いのままに伸縮させ、自在に操(アヤツ)って敵を倒すことができる。そんごくう(孫悟空)。

棒ノ嶺【ぼうのみね】

[Romaji]Bonomine/BonoMIne

[地]埼玉県飯能市(ハンノウシ)と東京都西多摩郡(ニシタマグン)奥多摩町(オクタママチ)にまたがる山。標高969メートル。
「棒ノ折山」とも呼ぶ。

天秤棒【てんびんぼう】

物を運ぶための棒。
両端に荷をかけ、中央を肩に当ててに担(ニナ)うもの。
「天秤」、「おうご(朸)」、「おうこ(朸)」、「六尺棒(ロクシャクボウ)」、「六尺」とも呼ぶ。

文字コード

「棒」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「棒」の文字コード一覧
Unicode 1 U+68D2
JISX0213 1-43-32
戸籍統一文字番号 2 168520
住基ネット統一文字 J+68D2

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「棒」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 4314
新大字典4 講談社 7091
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 5214
大漢和辞典6 7 大修館書店 14929
大漢語林8 大修館書店 5249

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1968年(昭和43年)
学年別漢字配当表(昭和43年)に掲載
小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表(備考欄)」に記載される。
1977年(昭和52年)
学年別漢字配当表(昭和52年)に掲載
昭和55年度より実施される、小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表」に
第6学年の配当漢字として公示される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
1989年(平成元年)
学年別漢字配当表(平成元年)に掲載
平成4年度より実施される、小学校学習指導要領(文部科学省)の別表「学年別漢字配当表
9」に
第6学年の配当漢字として公示される。
2010年(平成22年)11月
改定常用漢字表に掲載
文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表10」に採用される。
2017年(平成29年)
学年別漢字配当表(平成29年)に掲載
令和2年度より実施される、小学校学習指導要領(文部科学省)の別表「学年別漢字配当表」に
第6学年の配当漢字として公示される。

まとめ

「棒」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「棒」についての総括
  1. 棒の画数 :12画
  2. 棒の部首 : 木
  3. 棒の読み方:ボウ・ホウ
  4. 棒の意味 :木や金属でできた長い道具
以上で「棒」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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