「棚」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

棚とは、たな／平らに渡した板に物をのせる所／また、たなに似たものなどの意味をもつ漢字。12画の画数をもち、木部に分類される。日本では常用漢字に定められており、高校在学中レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『棚』の字には少なくとも、棚ホウ・ 棚たなの2種の読み方が存在する。

意味

1. たな。平らに渡した板に物をのせる所。また、たなに似たもの。「棚上・棚卸・棚田・神棚・網棚・書棚・戸棚・藤棚・本棚」

熟語

棚【たな】

[Romaji]tana

物を載(ノ)せるため、板を水平に張り渡したり、吊ったりした台。
戸棚・茶棚・書棚など。
[建]ツル性(蔓性)の植物などを這(ハ)い絡ませるため、高い場所に竹などを格子状に粗く組んで平らに張り渡したもの。

瀬棚【せたな】

[Romaji]Setana

せたなぐん(瀬棚郡)
[古]せたなちょう(瀬棚町)
。

棚田【たなだ】

[農]山や丘などの傾斜地を切り開き、段を設けるような形に作った狭い水田。
「千枚田(センマイダ)」とも呼ぶ。ちゃんぱまい(チャンパ米)、だんだんばたけ(段段畑、段々畑)。

棚橋【たなはし】

板を棚のように渡しただけの仮橋。
『万葉集』天の川(ガハ)棚橋渡せ織女(タナバタ)のい渡らさむに。
。

蔓棚【つるだな】

[建]ぱーごら(パーゴラ)
。

文字コード

「棚」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「棚」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。