「棹」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

棹とは、箪笥・長持などを数える助数詞／三味線の柄の部分／竹ざお／さおさす／さお／船をこぐための棒などの意味をもつ漢字。12画の画数をもち、木部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

『棹』の字には少なくとも、棹トウ・棹タク・棹ジョク・棹ジョウ・棹すさおさす・棹さおの6種の読み方が存在する。

箪笥・長持などを数える助数詞／三味線の柄の部分／竹ざお／さおさす／さお／船をこぐための棒

竿石の略称。
さおいし(竿石)
旗(ハタ)を数える助数詞。
箪笥(タンス)・長持などを数える助数詞。

[Romaji]saoishi

[建]墓石の中心となる、家名や戒名などの墓銘(ボメイ)が刻まれた石。墓碑(ボヒ)。
。

[Romaji]saobuchi

[建]天井板を支えるため、天井の板材と直角方向に取り付ける細長い化粧板。
角木・丸木・竹などが用いられる。
天井の板材の幅で間隔は異なるが、普通一尺二寸～一尺五寸(約36～45センチメートル)位の間隔で平行に取り付ける。

[農]からさお(殻竿、唐棹、連枷)
。

[英語]flail(フレイル)

[農]江戸時代に用いられた脱穀(ダッコク)用の農具。竿の先に回転する短い打ち棒を付けたもの。
稲・麦の穂や豆類を筵(ムシロ)の上に置き、竿を振って打ち棒をクルクルと回して打ち、穀粒を穂・枝から取り離す。

「棹」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。