「椀」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、はち/食べ物を盛る木の容器などの意味をもつ漢字。12画の画数をもち、木部に分類される。日本では人名用漢字に定められており、大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

漢字「椀」
字体
読み 音読み ワン
訓読み はち
部首 木部
画数 総画数 12画
部首内画数 木部8画
国語施策 人名用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検準1級

書き方・読み方

書き方

椀_書き方
椀の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、ワンはちの2種の読み方が存在する。

意味

はち/食べ物を盛る木の容器

熟語

四字熟語

「椀」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。

「椀」が入る四字熟語
椀飯振舞おうばんぶるまい

四つ椀【よつわん】

[Romaji]yotsuwan/yotsu-wan

[料]会席で、飯椀と汁椀の蓋(フタ)と身を合せた呼称。
[料]茶の湯で、飯椀・汁椀・煮物椀・箸洗(ハシア)い(小吸物)の総称。

わんこソバ/ワンコそば/わんこ蕎麦/椀子蕎麦【わんこそば】

[食]岩手県、特に盛岡地方の郷土料理。
給仕の仕方が独特で、たくさんの椀に小盛したソバを準備し、客が食して空になった椀を膳(ゼン)に置かないうちに用意している椀のソバを客の椀につぎつぎと移し入れ、客が満腹になって食べ切れなくなるまでもてなすもの。

文字コード

「椀」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「椀」の文字コード一覧
Unicode 1 U+6900
JISX0213 1-47-48
戸籍統一文字番号 2 169210
住基ネット統一文字 J+6900

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「椀」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 4323
新大字典4 講談社 7136
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 5222
大漢和辞典6 7 大修館書店 15001
大漢語林8 大修館書店 5260

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

まとめ

「椀」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「椀」についての総括
  1. 椀の画数 :12画
  2. 椀の部首 : 木
  3. 椀の読み方:ワン・はち
  4. 椀の意味 :はち/食べ物を盛る木の容器
以上で「椀」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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