「浄」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

異体字「淨」については「淨(漢字)」をご覧ください。

とは、きよい/清らか/澄み切った/濁りがない/穢れがないなどの意味をもつ漢字。9画の画数をもち、水部に分類される。日本では常用漢字に定められており、高校在学中レベルの漢字とされる。

漢字「浄」
字体
読み 音読み ジョウ
《外》セイ
《外》ソウ
《外》シン
訓読み 《外》きよ()
部首 水部
画数 総画数 9画
部首内画数 水部6画
国語施策 常用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検準2級
日本語能力検定 JLPT N1
異体字「淨」
字体
画数 11画
Unicode U+6DE8
JISX0213 1-62-38

書き方・読み方

書き方

浄_書き方
浄の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、ソウセイジョウシン浄いきよいの5種の読み方が存在する。

意味

  1. きよい。らか。った。りがない。れがない。「清浄・洗浄・不浄・浄衣・浄化・浄几(じょうき)・浄机・浄財・浄書・浄地・浄土」

熟語

四字熟語

「浄」の漢字を語中にもつ四字熟語7種を表にまとめる。

「浄」が入る四字熟語
安楽浄土あんらくじょうど 極楽浄土ごくらくじょうど 欣求浄土ごんぐじょうど
西方浄土さいほうじょうど 寂光浄土じゃっこうじょうど 清浄無垢せいじょうむく
六根清浄ろっこんしょうじょう

西浄【せいちん】

禅寺で、西序(セイジョ)に属する僧の用いる便所。
「せいじん(西浄)」とも呼ぶ。とうちん(東浄)。

浄慈寺【じんずじ】

[中国語]JingciSi/Jingcisi

中国南東部、浙江省(ZhejiangSheng)(セッコウショウ)北部の省都杭州(Hangzhou)(コウシュウ)にある古刹。
西湖(XiHu)(セイコ)の南岸、南屏山の北麓(ホクロク)に位置する。
西湖十景の一つ、「南屏晩鐘」で知られる。

不浄【ふじょう】

清浄でないこと。汚(ヨゴ)れていること。汚(ケガ)れていること。

西浄【せいじん】

せいちん(西浄)
「ぢん」は唐音。
「せいじょう(西浄)」とも読む。

西浄【せいじょう】

せいちん(西浄)

文字コード

「浄」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「浄」の文字コード一覧
Unicode 1 U+6D44
JISX0213 1-30-84
戸籍統一文字番号 2 196950
住基ネット統一文字 J+6D44

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「浄」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 4942
新大字典4 講談社 8356
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 5986
大漢和辞典6 7 大修館書店 17451
大漢語林8 大修館書店 5941

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
2010年(平成22年)11月
改定常用漢字表に掲載
文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表9」に採用される。

まとめ

「浄」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「浄」についての総括
  1. 浄の画数 :9画
  2. 浄の部首 : 水
  3. 浄の読み方:ソウ・セイ・ジョウ・シン・きよい
  4. 浄の意味 :きよい/清らか/澄み切った/濁りがない/穢れがない
以上で「浄」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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