「燈」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

燈とは、ひ／明かり／ともしびなどの意味をもつ漢字。16画の画数をもち、火部に分類される。日本では人名用漢字に定められており、大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『燈』の字には少なくとも、燈ドン・ 燈トウ・ 燈テイ・ 燈チン・ 燈チョウ・ 燈ひ・ 燈ともしび・ 燈ともし・ 燈すともす・ 燈とぼし・ 燈すとぼす・ 燈あかり・ 燈あかしの13種の読み方が存在する。

意味

1. ひ。明かり。ともしび。「燈下(とうか)・燈火・燈蓋(とうがい)・燈心・燈台・燈油・燈籠(とうろう)・点燈・街燈・外燈・軒燈・幻燈・紅燈・消燈・電燈・洋燈・蛍光燈」
2. 《仏教》世を照らすもの。神仏に供える燈火。「燈明(とうみょう)・献燈・常燈・神燈・法燈・仏燈・竜燈」

熟語

行灯／行燈【あんどん】

木や竹などの框(ワク)に紙を貼り、中の油皿に火をともす照明具。
室内に置くもの・柱に掛けるもの・さげ歩くものなどがある。
「あんどう(行灯、行燈)」、「紙灯(シトウ)」とも呼ぶ。

龕燈／龕灯【がんどう】

仏壇の燈(トモシビ)。燈明(トウミョウ)。
がんどうちょうちん(強盗提燈)
。

灯節／燈節【とうせつ】

[中国語]DengJie

灯台／燈台【とうだい】

[海]航路標識の一種。とうひょう(灯標)、りっぴょう(立標)。
灯台記念日：１１月１日。

電燈局【でんとうきょく】

[古]明治中期の東京電燈会社(東京電力の前身)で使用された、当時の発電所の呼称。
麹町(コウジマチ)電燈局：日本で２番目の火力発電所。1889(明治22)送電(直流)開始。

文字コード

「燈」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「燈」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。