「爪」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、つめ/指の先に生えるつめ/また、つめに似たものなどの意味をもつ漢字。4画の画数をもち、爪部に分類される。日本では常用漢字に定められており、高校卒業/大学/一般レベルの漢字とされる。

漢字「爪」
字体
読み 音読み 《外》ソウ
《外》ショウ
訓読み つま
つめ
部首 爪部
画数 総画数 4画
部首内画数 爪部0画
国語施策 常用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検2級

書き方・読み方

書き方

爪_書き方
爪の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、ソウショウつめつまの4種の読み方が存在する。

意味

  1. つめ。えるつめ。また、つめにたもの。
    • ソウ。「爪根・爪底・琴爪」
    • つめ。「爪痕・爪印・爪形・爪先(つまさき)」

熟語

四字熟語

「爪」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。

「爪」が入る四字熟語
雪泥鴻爪せつでいのこうそう

駒の爪【こまのつめ】

[植]ツボスミレの別称。
つぼすみれ(ツボスミレ、壷菫、菫菜)
[服]駒下駄の別称。
こまげた(駒下駄)
鐘(カネ)の最下端、縁(フチ)の外側に膨(フク)らんでいる部分。

ジャワ/爪哇【じゃわ】

[インドネシア語]PulauJawa、[葡][オランダ語]Java、[英語]JavaIsland

[地]東南アジアの大スンダ列島の島の一つ。東西交通の要地。
元オランダ領、現在はインドネシア共和国。

平爪/扁爪【ひらづめ】

[英語]nail

[動]動物の爪のうち、霊長類に見られる角質部がほとんど湾曲していない平たい爪。
イヌ・ネコなどの鉤爪(カギヅメ)(claw)やウマ・ウシなどの蹄(ヒヅメ)(hoof)に対する言葉。

橋詰/橋爪【はしづめ】

[Romaji]hashizume/hashidume、[英語]footofabridge

[建][交]橋のたもと(袂)・橋のきわ(際)。
「橋際(ハシギワ)」、「橋畔(キョウハン)」とも呼ぶ。
「橋のつきるところ」の意味。

爪掛け/爪掛【つまがけ】

つまかわ(爪皮、爪革)
ワラ(藁)やガマ(蒲)を編んで作った雪沓(ユキグツ)。
「つまかけ(爪掛け、爪掛)」とも呼ぶ。

文字コード

「爪」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「爪」の文字コード一覧
Unicode 1 U+722A
JISX0213 1-36-62
戸籍統一文字番号 2 221350
住基ネット統一文字 J+722A

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「爪」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 5596
新大字典4 講談社 9451
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 6794
大漢和辞典6 7 大修館書店 19653
大漢語林8 大修館書店 6656

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

2010年(平成22年)11月
改定常用漢字表に掲載
文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表9」に採用される。

まとめ

「爪」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「爪」についての総括
  1. 爪の画数 :4画
  2. 爪の部首 : 爪
  3. 爪の読み方:ソウ・ショウ・つめ・つま
  4. 爪の意味 :つめ/指の先に生えるつめ/また、つめに似たもの
以上で「爪」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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