「珠」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、たま/立派で美しいものの例えなどの意味をもつ漢字。10画の画数をもち、玉部に分類される。日本では常用漢字に定められており、高校在学中レベルの漢字とされる。

漢字「珠」
字体
読み 音読み シュ
《外》ジュ
訓読み 《外》たま
部首 玉部
画数 総画数 10画
部首内画数 玉部6画
国語施策 常用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検準2級
日本語能力検定 JLPT N1

書き方・読み方

書き方

珠_書き方
珠の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、ジュシュたまの3種の読み方が存在する。

意味

  1. たま。立派でしいもののえ。「珠玉・珠貝(しゅばい)・珠簾(しゅれん)・遺珠・真珠・宝珠」
  2. たま。真珠のようにさく。「珠算・数珠(じゅず)・念珠・連珠(れんじゅ)」

熟語

四字熟語

「珠」の漢字を語中にもつ四字熟語3種を表にまとめる。

「珠」が入る四字熟語
掌中之珠しょうちゅうのたま 滄海遺珠そうかいいしゅ 明珠暗投めいしゅあんとう

玖珠【くす】

[Romaji]Kusu

くすぐん(玖珠郡)
くすまち(玖珠町)

珠洲【すず】

[Romaji]Suzu

すずし(珠洲市)
すずぐん(珠洲郡)

有珠【うす】

[Romaji]Usu

[地]うすざん(有珠山)
うすぐん(有珠郡)

数珠【じゅず】

[葡]rosario、[英語]rosary

神仏を礼拝するときに手にかけ、揉むまたは念仏の回数を数える用具。
「ずず(数珠)」、「ねんじゅ(念珠)」、「ねんず(念珠)」とも、またキリスト教では「ロザリオ」、「ロザリヨ」と呼ぶ。だつま(達摩)、いらたかじゅず(刺高数珠)。

念珠【ねんず】

じゅず(数珠)

文字コード

「珠」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「珠」の文字コード一覧
Unicode 1 U+73E0
JISX0213 1-28-78
戸籍統一文字番号 2 234990
住基ネット統一文字 J+73E0

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「珠」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 5862
新大字典4 講談社 9851
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 7100
大漢和辞典6 7 大修館書店 20956
大漢語林8 大修館書店 6946

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
2010年(平成22年)11月
改定常用漢字表に掲載
文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表9」に採用される。

まとめ

「珠」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「珠」についての総括
  1. 珠の画数 :10画
  2. 珠の部首 : 玉
  3. 珠の読み方:ジュ・シュ・たま
  4. 珠の意味 :たま/立派で美しいものの例え
以上で「珠」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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