「糾」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

異体字「糺」については「糺(漢字)」をご覧ください。

とは、あざなう/より合わせた縄/寄せ集めるなどの意味をもつ漢字。9画の画数をもち、糸部に分類される。日本では常用漢字に定められており、高校在学中レベルの漢字とされる。

漢字「糾」
字体
読み 音読み キュウ
《外》キョウ
訓読み 《外》あざな()
《外》ただ()
部首 糸部
画数 総画数 9画
部首内画数 糸部3画
国語施策 常用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検準2級
日本語能力検定 JLPT N1
異体字「糺」
字体
画数 7画
Unicode U+7CFA
JISX0213 1-68-93

書き方・読み方

書き方

糾_書き方
糾の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、キョウキュウ糾すただす糾うあざなうの4種の読み方が存在する。

意味

  1. あざなう。よりわせためる。「糾合」
  2. う。れる。じれる。れる。「紛糾」
  3. ただす。調べる。いただす。「糾弾・糾明・糾問」

熟語

高松結婚差別裁判糾弾闘争【たかまつけっこんさべつさいばんきゅうだんとうそう】

[歴]1932年(昭和7年)高松地方裁判所の身分差別による判決に抗議した全国水平社の闘争。
高松地方裁判所は、部落民出身であることを相手に告げずに結婚した事は誘拐罪に当たるとして青年二人に懲役の判決を下した。これに対し全国水平社は同年6月3日全国的糾弾闘争を開始し、誓願行進・集会などに4万人が参加。

文字コード

「糾」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「糾」の文字コード一覧
Unicode 1 U+7CFE
JISX0213 1-21-74
戸籍統一文字番号 2 304650
住基ネット統一文字 J+7CFE

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「糾」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 7274
新大字典4 講談社 12086
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 8853
大漢和辞典6 7 大修館書店
大漢語林8 大修館書店 8560

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
2010年(平成22年)11月
改定常用漢字表に掲載
文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表9」に採用される。

まとめ

「糾」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「糾」についての総括
  1. 糾の画数 :9画
  2. 糾の部首 : 糸
  3. 糾の読み方:キョウ・キュウ・ただす・あざなう
  4. 糾の意味 :あざなう/より合わせた縄/寄せ集める
以上で「糾」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

おねがい
誤字/脱字/間違い/その他ミスを見つけた方は、お問合せまでご連絡のほど宜しくお願いします。