「綏」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、垂れひも/やすい/やすんじるなどの意味をもつ漢字。13画の画数をもち、糸部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

漢字「綏」
字体
読み 音読み スイ

タイ
ズイ


訓読み たれひも
やす(らか)
やす(んずる)
部首 糸部
画数 総画数 13画
部首内画数 糸部7画
JIS漢字水準 JIS第2水準
漢字検定 漢検1級

書き方・読み方

書き方

綏_書き方
綏の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、タイズイスイ綏んずるやすんずる綏らかやすらかたれひもの10種の読み方が存在する。

意味

垂れひも/やすい/やすんじる

熟語

帰綏【きすい】

[中国語]Guisui

[古]ふふほと(フフホト、呼和浩特)

綏遠【すいえん】

[中国語]Suiyuan

[歴]すいえんしょう(綏遠省)
[古]ふふほと(フフホト、呼和浩特)

綏遠省【すいえんしょう】

[中国語]SuiyuanSheng

[歴]中国北部にあった、北部を黄河の湾曲部に、南部を万里の長城に囲まれたオルドス地方の旧省名。東部をチャハル省(察哈爾省)に接する。
省都はフフホト(呼和浩特)。

綏遠事件【すいえんじけん】

[歴]1936年(昭和11年)11月14日内モンゴル独立指導者の徳王(DeWang)(トクオウ)が日本の関東軍の援助を受けて綏遠省に侵入し、綏遠省主席の傅作儀(FuZuoyi)(フ・サクギ)が率いる中国軍に撃退された事件。
徳王は関東軍参謀総長東条英機の指導を受け、蒙古軍総司令部を組織し、五月に挙兵して百霊廟鎮(BailingmiaoZhen)に進出。11.14綏遠に攻撃を開始し、11.18壊滅的な打撃を受け、11.23拠点の百霊廟鎮が陥落して敗走。

文字コード

「綏」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「綏」の文字コード一覧
Unicode 1 U+7D8F
JISX0213 1-69-23
戸籍統一文字番号 2 307230
住基ネット統一文字 J+7D8F

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「綏」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 7382
新大字典4 講談社 12245
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 8977
大漢和辞典6 7 大修館書店 27501
大漢語林8 大修館書店 8675

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

まとめ

「綏」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「綏」についての総括
  1. 綏の画数 :13画
  2. 綏の部首 : 糸
  3. 綏の読み方:ニ・テ・タイ・タ・ズイ・スイ・キ・やすんずる・やすらか・たれひも
  4. 綏の意味 :垂れひも/やすい/やすんじる
以上で「綏」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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