「継」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

異体字「繼」については「繼(漢字)」をご覧ください。

とは、つぐ/受けつぐ/跡をつぐ/続けるなどの意味をもつ漢字。13画の画数をもち、糸部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校在学中レベルの漢字とされる。

漢字「継」
字体
読み 音読み ケイ
《外》
訓読み ()
《外》まま
部首 糸部
画数 総画数 13画
部首内画数 糸部7画
国語施策 常用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検4級
日本語能力検定 JLPT N1
異体字「繼」
字体
画数 20画
Unicode U+7E7C
JISX0213 1-69-75

書き方・読み方

書き方

継_書き方
継の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、ケイまま継ぐつぐの4種の読み方が存在する。

意味

  1. つぐ。けつぐ。をつぐ。ける。「継嗣・継承・継投・継続・後継・承継・中継」
  2. まま。がりがない親子関係。「継子・継室・継父・継母・継夫・継妻」

熟語

継室【けいしつ】

後妻。後添(ノチゾ)い。

継母【ままはは】

父の後妻で、自分とは親子の血のつながりのない母。
「けいぼ(継母)」とも呼ぶ。
東北方言では「茶貰(チャモラ)い」。

受継【じゅけい】

[法] 。

世嗣/世継【よつぎ】

家督相続者。あととり。
「世嗣」は「せいし」とも読む。

金輪継ぎ【かなわつぎ】

[Romaji]kanawatsugi

[建]継ぎ手の一種。
接合する二つの部材とも同ど形で、ともに凸部と凹部があり、一方の凸部が他方の凹部に噛(カ)み合い、噛み合わせてから両材を引き離す方向に引くと両材の間にアゴ(顎)と呼ぶ隙間ができる。このアゴに栓(セン)を打ち込んで固定するもの。

文字コード

「継」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「継」の文字コード一覧
Unicode 1 U+7D99
JISX0213 1-23-49
戸籍統一文字番号 2 307520
住基ネット統一文字 J+7D99

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「継」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 7371
新大字典4 講談社 12222
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 8965
大漢和辞典6 7 大修館書店 27531
大漢語林8 大修館書店 8662

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
2010年(平成22年)11月
改定常用漢字表に掲載
文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表9」に採用される。

まとめ

「継」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「継」についての総括
  1. 継の画数 :13画
  2. 継の部首 : 糸
  3. 継の読み方:ケイ・キ・まま・つぐ
  4. 継の意味 :つぐ/受けつぐ/跡をつぐ/続ける
以上で「継」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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