「綛」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

綛とは、かせ／紡いだ糸を巻き取る道具／かせいと／かすり／かすり模様／また、その織物などの意味をもつ漢字。13画の画数をもち、糸部に分類される。日本では不確定レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

『綛』の字には少なくとも、綛かせ・綛かすりの2種の読み方が存在する。

かせ／紡いだ糸を巻き取る道具／かせいと／かすり／かすり模様／また、その織物

綛【かせ】: 紡(ツム)いだ糸をかけて巻き取るＨ字型またはＸ字型の道具。
「綛木(カセギ)」とも呼ぶ。

「(「木」偏+「峠」-「山」)」とも書く。

綛木からはずした糸。
「綛糸(カセイト)」とも呼ぶ。

「(「木」偏+「峠」-「山」)」とも書く。

手拭(テヌグ)いなどを掛けておく家具。

「(「木」偏+「峠」-「山」)」とも書く。

荷造りや取り扱いに便利なように、一定の長さの周囲をもつ枠(ワク)に、ある一定の回数糸を巻いて長さをそろえ、枠を取りはずし束(タバ)ねたもの。
綿糸では840ヤード(768メートル)、梳毛(ソモウ)糸(毛糸)では560ヤード(512メートル)を一綛(カセ)とする。

「綛」のみ。

紡(ツム)いだ糸をかけて巻き取るＨ字型またはＸ字型の道具。
「綛木(カセギ)」とも呼ぶ。
「(「木」偏+「峠」-「山」)」とも書く。

「綛」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。