「綿」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

綿とは、アオイ科ワタ属の多年草から取れる植物繊維／コットンなどの意味をもつ漢字。14画の画数をもち、糸部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校5年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『綿』の字には少なくとも、綿メン・ 綿ベン・ 綿ベツ・ 綿わた・ 綿なるつらなるの5種の読み方が存在する。

意味

1. アオイ科ワタ属の多年草から取れる植物繊維。コットン。類義語：棉
   • メン。「綿花・綿糸・綿布・原綿・純綿・木綿」
2. 《中世》蚕の繭から取れる動物繊維。絹の原料。
   • 　わた。「絹綿・真綿(まわた)」
3. つらなる。長く連なる。
   • メン。「綿綿・連綿」
4. 目が細かく小さい。
   • メン。「綿密」

熟語

四字熟語

「綿」の漢字を語中にもつ四字熟語3種を表にまとめる。

綿布【めんぷ】

[服]綿糸で織った布。綿織物。1933年(昭和8年)日本の輸出量が世界一となる。

石綿【いしわた】

[鉱]線維状の無機珪酸塩(ケイサンエン)から成る鉱物。
耐熱性や耐腐食性に優れる。
肺ガンなどの発ガン物質。

ワタ／綿【わた】

[英語]cotton(コットン)、[学名]Gossypiumarboreum

岩綿【がんめん】

[英語]rockwool

石綿【せきめん】

[鉱]いしわた(石綿)
。

文字コード

「綿」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「綿」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。