「膾」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

異体字「鱠」については「鱠(漢字)」をご覧ください。

とは、なます/魚介や野菜などを細かく切って、酢などの調味料であえたもの/なますにする/生肉を細かく刻んだものなどの意味をもつ漢字。17画の画数をもち、肉部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

漢字「膾」
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読み 音読み カイ
訓読み なます
なます(にする)
部首 肉部
画数 総画数 17画
部首内画数 肉部13画
JIS漢字水準 JIS第2水準
漢字検定 漢検1級
異体字「鱠」
字体
画数 24画
Unicode U+9C60
JISX0213 1-82-70

書き方・読み方

書き方

膾_書き方
膾の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、カイ膾にするなますにするなますの4種の読み方が存在する。

意味

なます/魚介や野菜などを細かく切って、酢などの調味料であえたもの/なますにする/生肉を細かく刻んだもの

熟語

四字熟語

「膾」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。

「膾」が入る四字熟語
蓴羹鱸膾じゅんこうろかい

子付け膾/子付膾【こづけなます】

[料]こづけ(子付け、子付)

羹に懲りて膾を吹く/羹に懲りて鱠を吹く/懲羹吹韲【あつものにこりてなますをふく】

[諺]一度失敗したのに懲りて、用心し過ぎること。また、その無益な用心のたとえ。
熱いスープ(羹)でひどい目に遭(ア)ってからは、冷たい膾や刺身などでも区別なく息を吹き付けて冷まそうとすること。

文字コード

「膾」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「膾」の文字コード一覧
Unicode 1 U+81BE
JISX0213 1-71-26
戸籍統一文字番号 2 334020
住基ネット統一文字 J+81BE

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「膾」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 8002
新大字典4 講談社 13319
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 9707
大漢和辞典6 7 大修館書店 29937
大漢語林8 大修館書店 4860

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

まとめ

「膾」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「膾」についての総括
  1. 膾の画数 :17画
  2. 膾の部首 : 肉
  3. 膾の読み方:ケ・カイ・なますにする・なます
  4. 膾の意味 :なます/魚介や野菜などを細かく切って、酢などの調味料であえたもの/なますにする/生肉を細かく刻んだもの
以上で「膾」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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