「荊」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、いばら/とげのある低木の総称などの意味をもつ漢字。9画の画数をもち、艸部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

漢字「荊」
字体
読み 音読み ケイ
キョウ
訓読み いばら
むち
部首 艸部
画数 総画数 9画
部首内画数 艸部6画
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検準1級

書き方・読み方

書き方

荊_書き方
荊の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、ケイキョウむちいばらの4種の読み方が存在する。

意味

いばら/とげのある低木の総称

荊の用法:九州(中華)

九州(中華)【きゅうしゅう】とは、古代中国における中華全土を分けた九つの。九州説は諸説あり、まとめた場合は十二州とされる。中国語では「世界」「天下」の意味をもつ。

九州・十二州の種類
州名 冀州 兗州 青州 徐州 揚州 荊州
略字
州名 豫州 梁州 雍州 幽州 営州 并州
略字

熟語

荊卿【けいけい】

[中国語]JingQing

[人]けいか(荊軻)

土荊芥【どけいがい】

[中国語]tujingjie

[植]ありたそう(アリタソウ、有田草)

仮荊芥/假荊芥【かけいがい】

[中国語]jiajingjie

[植]いぬはっか(イヌハッカ、犬薄荷)

荊州【けいしゅう】

[中国語]Jingzhou

[歴]中国古代の九州の一州。きゅうしゅう(九州)。
[歴]古代中国の春秋戦国時代の楚([中国語]Chu)の別称。

荊州市【けいしゅうし】

[中国語]JingzhouShi

中国中央部、湖北省(HubeiSheng)(コホクショウ)中南部、長江(揚子江)北岸(左岸)の省直轄市(地級市)。武漢市(WuhanShi)(ブカンシ)の西方に位置する。
「荊都(Jingdu)」、「こうりょう(江陵)」、「チアンリン(江陵)」とも呼ぶ。

文字コード

「荊」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「荊」の文字コード一覧
Unicode 1 U+834A
JISX0213 1-23-53
戸籍統一文字番号 2 345770
住基ネット統一文字 J+834A

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「荊」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店
新大字典4 講談社
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 10142
大漢和辞典6 7 大修館書店
大漢語林8 大修館書店

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

まとめ

「荊」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「荊」についての総括
  1. 荊の画数 :9画
  2. 荊の部首 : 艸
  3. 荊の読み方:ケイ・キョウ・むち・いばら
  4. 荊の意味 :いばら/とげのある低木の総称
以上で「荊」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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