「記」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

記とは、しるす／書きつける／書きとめるなどの意味をもつ漢字。10画の画数をもち、言部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校2年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『記』の字には少なくとも、記キ・ 記すしるすの2種の読み方が存在する。

意味

1. しるす。書きつける。書きとめる。類義語：紀「記載・記録・筆記」
2. 書きつけた文。文章。ふみ。しるし。「記号・記章・日記・手記・雑記・戦記・伝記・別記」
3. 心に印象をとどめる。覚える。「記憶・強記・暗記・銘記」
4. 古事記の略称。「記紀」

熟語

四字熟語

「記」の漢字を語中にもつ四字熟語2種を表にまとめる。

史記【しき】

[中国語]Shiji

外記【げき】

[古]太政官(ダジョウカン)の職名。小納言に属する朝廷の書記。詔勅(ショウチョク)・上奏文の起草や文典の記録、その他の公事(クジ)(公務)の執行を担当。

内記【ないき】

[古]大宝令(タイホウリョウ)の制で中務省(ナカツカサショウ)に属する役人。詔勅(ショウチョク)類の作成など宮中のすべての記録を担当。
大・中・小の内記があり、それぞれの定員は２名。

記銘【きめい】

[心]記憶の第一段階で、経験・学習した内容を覚えること・記憶として定着させること。
「銘記」とも呼ぶ。めいき(銘記)、こくめい(刻銘)。

日記【にっき】

「ダイアリー([英語]diary)」とも呼ぶ。ぶろぐ(ブログ)。
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文字コード

「記」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「記」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。