「迹」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

異体字「跡」については「跡(漢字)」をご覧ください。

とは、あしあと/歩いて残る足あとなどの意味をもつ漢字。10画の画数をもち、辵部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

漢字「迹」
字体
読み 音読み セキ
シャク
訓読み あと
部首 辵部
画数 総画数 10画
部首内画数 辵部6画
JIS漢字水準 JIS第2水準
漢字検定 漢検1級
異体字「跡」
字体
画数 13画
Unicode U+8DE1
JISX0213 1-32-55

書き方・読み方

書き方

迹_書き方
迹の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、セキシャクあとの3種の読み方が存在する。

意味

  1. あしあと。いてあと。「航迹・失迹・人迹・踪迹(そうせき)・足迹・鳥迹・追迹・垂迹(すいじゃく)」
  2. あとかた。物事がわれたあと。類義語:「遺迹・史迹」「遺迹・軌迹・旧迹・行迹・形迹・古迹・痕迹(こんせき)・事迹・手迹・書迹・証迹・犯迹・筆迹・墨迹・名迹(みょうせき)・門迹(もんぜき)」

熟語

四字熟語

「迹」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。

「迹」が入る四字熟語
本地垂迹ほんじすいじゃく

密迹力士【みっしゃくりきし】

[仏]執金剛神(シュウコンゴウジン)の異称。
しゅうこんごうじん(執金剛神)

密迹金剛【みっしゃくこんごう】

[仏]執金剛神(シュウコンゴウジン)の異称。
しゅうこんごうじん(執金剛神)

本地垂迹説【ほんじすいじゃくせつ】

[仏]本地である仏・菩薩が衆生(シュジョウ)を救うため、仮の姿である日本の神となって現われたという神仏習合説。
この説によって神社などでは宮曼陀羅(ミヤマンダラ)が描かれている。
平安時代以前に発生し、鎌倉時代に整備され、明治時代初期の神仏分離により衰えた。

文字コード

「迹」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「迹」の文字コード一覧
Unicode 1 U+8FF9
JISX0213 1-77-81
戸籍統一文字番号 2 439640
住基ネット統一文字 J+8FF9

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「迹」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 10134
新大字典4 講談社 17108
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 12764
大漢和辞典6 7 大修館書店 38827
大漢語林8 大修館書店 11515

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
2010年(平成22年)11月
改定常用漢字表に掲載
文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表9」に採用される。

まとめ

「迹」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「迹」についての総括
  1. 迹の画数 :10画
  2. 迹の部首 : 辵
  3. 迹の読み方:セキ・シャク・あと
  4. 迹の意味 :あしあと/歩いて残る足あと
以上で「迹」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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