「采」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

采とは、とる／良材を選ぶ／選びとる／摘み取る／手にとるなどの意味をもつ漢字。8画の画数をもち、釆部に分類される。日本では常用漢字に定められており、高校卒業／大学／一般レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『采』の字には少なくとも、采ソウ・ 采ス・ 采サイ・ 采るとる・ 采すがた・ 采うね・ 采いろどりの7種の読み方が存在する。

意味

1. とる。良材を選ぶ。選びとる。摘み取る。手にとる。類義語：採「采詩・采配・采芳・納采」
2. いろどり。あや。模様。類義語：彩・綵「采衣・采画・采旗・采色」
3. かたち。すがた。様子。「神采・風采・文采」
4. 領地。知行所。「采地・采邑(さいゆう)」
5. さいころ。すごろくの賽。ダイス。「采の目」

熟語

四字熟語

「采」の漢字を語中にもつ四字熟語2種を表にまとめる。

喝采【かっさい】

[英語]cheers

(大勢が大声で)やんやと誉(ホ)めそやすこと。
「喝」は「大声を出すこと」、「采」は「色めき立つ(興奮する)」の意味。
拍手喝采
。

喝采【かっさい】

[楽]吉田旺作詞、中村泰士作曲の歌謡曲。
歌は「ちあきなおみ」。1972年(昭和47年)9月レコード発売。

五彩／五采【ごさい】

ごしき(五色)
「采」は「彩」のことで「いろどり」の意味。
。

賽／采／骰子【さい】

さいころ(賽子)
賽は投げられた：行動は既に始まった。るびこん(ルビコン)。
。

文字コード

「采」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「采」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。