「錨」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、いかり/船をとめておくための水中におろすおもりなどの意味をもつ漢字。16画の画数をもち、金部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

漢字「錨」
字体
読み 音読み ビョウ
ミョウ
訓読み いかり
部首 金部
画数 総画数 16画
部首内画数 金部8画
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検準1級

書き方・読み方

書き方

錨_書き方
錨の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、ミョウビョウいかりの3種の読み方が存在する。

意味

いかり/船をとめておくための水中におろすおもり

熟語

イカリ/錨/碇【いかり】

[英語]anchor

[海]船をその場所に固定するため、船に綱や鎖などで継(ツナ)いだ、水底に沈める船具。
「アンカー」とも呼ぶ。とうびょう(投錨)、ばつびょう(抜錨)、ようびょう(揚錨)、ぱらあんかー(パラアンカー)。

錨を上げて【いかりをあげて】

[英語]AnchorsAweigh

[楽]アメリカ海軍の中尉チャールズ・ツィマーマン(CharlesA.Zimmerman)作曲、アルフレッド・ハート・マイルズ(AlfredHartMiles)作詞の行進曲(マーチ)。1906年(明治39年)作曲。

投錨【とうびょう】

[英語]anchorage(アンカレッジ)

[海]船がイカリ(錨)を下(オ)ろすこと。
⇔ようびょう(揚錨)
[海]船が碇泊(テイハク)すること。
⇔ばつびょう(抜錨)
アンカレッジはアメリカ合衆国アラスカ州南部の都市。

揚錨【ようびょう】

[海]船がイカリ(錨)を巻き揚(ア)げること。
⇔とうびょう(投錨)参照ばつびょう(抜錨)、ようびょうせん(揚錨船)
揚錨機室。

抜錨【ばつびょう】

[海]船がイカリ(錨)を揚(ア)げて出航すること。
⇔とうびょう(投錨)参照ようびょう(揚錨)

文字コード

「錨」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「錨」の文字コード一覧
Unicode 1 U+9328
JISX0213 1-41-37
戸籍統一文字番号 2 460650
住基ネット統一文字 J+9328

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「錨」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店
新大字典4 講談社
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 13403
大漢和辞典6 7 大修館書店
大漢語林8 大修館書店

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

まとめ

「錨」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「錨」についての総括
  1. 錨の画数 :16画
  2. 錨の部首 : 金
  3. 錨の読み方:ミョウ・ビョウ・いかり
  4. 錨の意味 :いかり/船をとめておくための水中におろすおもり
以上で「錨」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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