「閑」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

閑とは、のどか／静かなどの意味をもつ漢字。12画の画数をもち、門部に分類される。日本では常用漢字に定められており、高校在学中レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『閑』の字には少なくとも、閑ゲン・ 閑カン・ 閑ひま・ 閑うならう・ 閑かしずかの5種の読み方が存在する。

意味

1. のどか。静か。類義語：間「閑寂・閑雅・閑静・閑地・閑境・深閑・森閑・清閑」
2. いとま。暇。することがない時間。のんき。対義語：忙「閑暇・閑職・閑人・小閑・繁閑」
3. なおざり。注意を払わない。疎か。いい加減。「閑却・等閑」
4. ならう。習う。習熟する。慣れる。

熟語

四字熟語

「閑」の漢字を語中にもつ四字熟語7種を表にまとめる。

閑古鳥【かんこどり】

[鳥]カッコウの別称。
かっこう(郭公)
閑古鳥が鳴く
。

深閑／森閑【しんかん】

[英語]quiet

物音が聞えず、ひっそりと静まりかえっているようす。
。

等閑【なおざり】

真剣でないこと。おろそかにすること。あまり注意を払わず、いい加減にするさま。

閑谷黌【しずたにこう】

[歴]しずたにがっこう(閑谷学校)
。

閑谷学校【しずたにがっこう】

[歴]江戸時代、岡山藩の郷学(ゴウガク)。1668年(寛文8年)岡山藩主池田光政が藩内の農村子弟の初等教育のために村々に設置した手習所のうち和気郡(ワケグン)閑谷村(現:岡山県備前市)のもの。1675(延宝3)125ヶ所の施設を統合し閑谷黌(コウ)となり、岡山藩校と並んで発展。

文字コード

「閑」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「閑」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。