「顕」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

異体字「顯」については「顯(漢字)」をご覧ください。

とは、あきらか/はっきりする/目立つなどの意味をもつ漢字。18画の画数をもち、頁部に分類される。日本では常用漢字に定められており、高校在学中レベルの漢字とされる。

漢字「顕」
字体
読み 音読み ケン
《外》ゲン
訓読み 《外》あき(らか)
《外》あらわ(れる)
部首 頁部
画数 総画数 18画
部首内画数 頁部9画
国語施策 常用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検準2級
日本語能力検定 JLPT N1
異体字「顯」
字体
画数 23画
Unicode U+986F
JISX0213 1-80-93

書き方・読み方

書き方

顕_書き方
顕の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、ゲンケン顕れるあらわれる顕らかあきらかの4種の読み方が存在する。

意味

  1. あきらか。はっきりする。目立つ。対義語:「顕現・顕在・顕示・顕著」
  2. あらわれる。あらわす。らかにする。にする。類義語: 対義語:「顕彰・顕揚・隠顕・露顕・顕微鏡・顕花植物」
  3. 名高い。身分がい。地位がい。「顕位・顕官・顕貴・顕職・顕要・貴顕」
  4. (仏教)密教以外の宗派。対義語:「顕教・顕密」

熟語

四字熟語

「顕」の漢字を語中にもつ四字熟語2種を表にまとめる。

「顕」が入る四字熟語
貴顕紳士きけんしんし 破邪顕正はじゃけんしょう

顕現日【けんげんび】

[英語]Epiphany/TwelfthDay

[宗]こうげんさい(公現祭)

主顕日【しゅけんび】

[英語]Epiphany/TwelfthDay

[宗]こうげんさい(公現祭)

顕教【けんぎょう】

[仏]⇔みっきょう(密教)

妙顕寺【みょうけんじ】

京都府京都市上京区にある日蓮宗の大本山。山号は具足山。
日蓮宗の四大本山の一つ。

顕微鏡【けんびきょう】

[英語]microscope(マイクロスコープ)

微細な物体を拡大して見る装置。
光学顕微鏡と電子顕微鏡とがある。
普通は対物レンズ・接眼レンズ・照明装置などから成る光学顕微鏡を指す。

文字コード

「顕」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「顕」の文字コード一覧
Unicode 1 U+9855
JISX0213 1-24-18
戸籍統一文字番号 2 493900
住基ネット統一文字 J+9855

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「顕」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 11270
新大字典4 講談社 19024
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 14177
大漢和辞典6 7 大修館書店 43609’
大漢語林8 大修館書店 12868

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
2010年(平成22年)11月
改定常用漢字表に掲載
文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表9」に採用される。

まとめ

「顕」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「顕」についての総括
  1. 顕の画数 :18画
  2. 顕の部首 : 頁
  3. 顕の読み方:ゲン・ケン・あらわれる・あきらか
  4. 顕の意味 :あきらか/はっきりする/目立つ
以上で「顕」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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