飽とは、あきる／あかす／腹がふくれるほど食べる／満足するなどの意味をもつ漢字。13画の画数をもち、食部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校卒業レベルの漢字とされる。
| 字体 | 飽 | |
|---|---|---|
| 読み | 音読み | ホウ |
| 訓読み | あ(かす) あ(きる) |
|
| 部首 | 食部 | |
| 画数 | 総画数 | 13画 |
| 部首内画数 | 食部5画 | |
| 国語施策 | 常用漢字 | |
| JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
| 漢字検定 | 漢検3級 | |
| 日本語能力検定 | JLPT N1 | |
書き方・読み方
書き方
読み方
『飽』の字には少なくとも、飽・ 飽きる・ 飽かすの3種の読み方が存在する。
意味
あきる／あかす／腹がふくれるほど食べる／満足する
熟語
四字熟語
「飽」の漢字を語中にもつ四字熟語4種を表にまとめる。
| 座食逸飽 | 暖衣飽食 | 飽経風霜 |
| 飽食終日 |
飽田【あきた】
[Romaji]Akita
[古]あきたぐん(飽田郡)[古]あきたまち(飽田町)
。
塩飽【しあく】
[Romaji]Shiaku
[地]しわくしょとう(塩飽諸島)。
飽海郡【あくみぐん】
[Romaji]AkumiGun
山形県北部の郡。
遊佐町(ユザマチ)・八幡町(ヤワタマチ)・松山町(マツヤママチ)・平田町(ヒラタマチ)の町。
。
飽田郡【あきたぐん】
[Romaji]AkitaGun
[古]熊本県にあった郡。託麻郡と合併して飽託郡(ホウタクグン)となる。
。
飽託郡【ほうたくぐん】
[Romaji]HotakuGun
[古]熊本県中西部、熊本市の周囲にあった郡。1991年(平成3年)2月1日北部町(ホクブマチ)・河内町(カワチマチ)・飽田町(アキタマチ)・天明町(テンメイマチ)が熊本市に編入し、飽託郡は消滅。。
文字コード
「飽」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
| Unicode 1 | U+98FD |
|---|---|
| JISX0213 | 1-43-16 |
| 戸籍統一文字番号 2 | 498890 |
| 住基ネット統一文字 | J+98FD |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
| 書籍 | 出版社 | 検字番号 |
|---|---|---|
| 角川大字源3 | 角川書店 | 11377 |
| 新大字典4 | 講談社 | 19226 |
| 新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 14288 |
| 大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 44109’ |
| 大漢語林8 | 大修館書店 | 12955 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
1946年（昭和21年）11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1981年（昭和56年）10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
まとめ
「飽」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「飽」についての総括
- 飽の画数 ：13画
- 飽の部首 ： 食
- 飽の読み方：ホウ・あきる・あかす
- 飽の意味 ：あきる／あかす／腹がふくれるほど食べる／満足する
以上で「飽」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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