「鬆」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

鬆とは、す／大根・牛蒡などの芯にできる細かいすきま／ゆるい／粗いなどの意味をもつ漢字。18画の画数をもち、髟部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

『鬆』の字には少なくとも、鬆ソウ・鬆ス・鬆ショウ・鬆シュ・鬆いゆるい・鬆す・鬆いあらいの7種の読み方が存在する。

す／大根・牛蒡などの芯にできる細かいすきま／ゆるい／粗い

鬆【す】: [Romaji]su

[農][食]ダイコン(大根)・ゴボウ(牛蒡)などの芯(シン)や、煮すぎたトウフ(豆腐)などの内部にできる、細かな隙間(スキマ)や孔(アナ)。そそう(粗鬆、疎鬆、疏鬆)。

英語：ポア(pore)。

鬆が立つ、鬆が入る

[冶]鋳物の内部にできた空洞。
溶融状態の金属を鋳型に流し込んだ際、ガスや空気が内部に閉じ込められ、そのまま冷却・凝固したもの。

英語：ポロシティー(porosity)。

[Romaji]su

[農][食]ダイコン(大根)・ゴボウ(牛蒡)などの芯(シン)や、煮すぎたトウフ(豆腐)などの内部にできる、細かな隙間(スキマ)や孔(アナ)。そそう(粗鬆、疎鬆、疏鬆)。
英語：ポア(pore)。

[Romaji]sosou

おおざっぱであらいこと・こまやかでないこと。また、そのさま。
「そしょう(粗鬆、疎鬆、疏鬆)」とも呼ぶ。

[Romaji]sosho

そそう(粗鬆、疎鬆、疏鬆)
。

[英語]osteoporosis

[病]骨のカルシウムが減少する病気。
骨の新陳代謝で、骨を形成する骨芽細胞(osteoblast)と骨を吸収する破骨細胞(osteoclast)との働きのバランスが崩れ、破骨細胞の働きが骨芽細胞の働きを上回った場合に起きる症状。
骨密度が70％以下で、80％以下は予備軍。

「鬆」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。