「専」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

専とは、もっぱら／ひたすら／一途になどの意味をもつ漢字。9画の画数をもち、寸部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校6年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『専』の字には少なくとも、専ダン・ 専タン・ 専セン・ 専らもっぱら・ 専ほしいままの5種の読み方が存在する。

意味

1. もっぱら。ひたすら。一途に。「専一・専攻・専属・専任・専念・専門」
2. 独り占め。自分のものにする。「専横・専制・専断・専売・専有・専用」
3. 専門学校の略称。「高専・工専・農専」

熟語

四字熟語

「専」の漢字を語中にもつ四字熟語2種を表にまとめる。

薬専【やくせん】

[教]薬学専門学校の略称。
。

専売【せんばい】

参照にほんせんばいこうしゃ(日本専売公社)1904年(明治37年)7月1日、葉煙草専売法が公布され官営専売となる。1949年(昭和24年)6月1日日本専売公社、発足。1985年(昭和60年)4月1日日本たばこ産業株式会社、発足。

専修【せんじゅ】

[仏]他の行(ギョウ)は修めず、ひたすら念仏をとなえること。
⇔ざっしゅ(雑修)
専修念仏(ネンブツ)
。

専従【せんじゅう】

兼務せず、その事のみに従事すること。
ヤミ専従：やみせんじゅう(ヤミ専従)
専従者の略称。
せんじゅうしゃ(専従者)
。

専修寺【せんじゅじ】

栃木県芳賀郡(ハガグン)二宮町(ニノミヤマチ)高田(元:下野国高田)にある寺。
「専修阿弥陀寺」とも呼ぶ。1225年(嘉禄元年)親鸞が創建し、高弟真仏(1209～1258)を開基とする。

文字コード

「専」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「専」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。