「与」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

与とは、あたえる／授けるなどの意味をもつ漢字。3画の画数をもち、一部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校在学中レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『与』の字には少なくとも、与ヨ・ 与するくみする・ 与えるあたえる・ 与るあずかるの4種の読み方が存在する。

意味

1. あたえる。授ける。対義語：奪「給与・授与・所与・賞与・譲与・贈与(ぞうよ)・貸与・天与・賦与(ふよ)・付与・生殺与奪」
2. くみする。共だって力を合わせる。政権を担当する。反対語：野「与国・与党」
3. あずかる。関わる。仲間になる。味方する。「関与・干与・寄与・参与」
4. 比較・並列の助字。前置詞の助字。文末で疑問を表す助字。

与の用法：平仮名

平仮名【ひらがな】とは、ひらがなの由来・起源となった漢字。漢字を草書体にくずして書くことで平仮名が生まれた。

熟語

四字熟語

「与」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。

与野【よの】

[Romaji]Yono

与謝【よさ】

[Romaji]Yosa

よさぐん(与謝郡)
[地]与謝内海(ナイカイ)。
あそかい(阿蘇海)
。

与す【くみす】

参考あずかる(与る)
。

与力【よりき】

加勢(カセイ)すること。
[歴]江戸時代の制度で奉行の配下。
奉行家臣の内与力は３名で禄高百石、一般の与力は20～80名で役料30石。

与作【よさく】

[楽]七沢公典作詞・作曲の歌謡曲。
歌は北島三郎。1978年(昭和53年)3月レコード発売。

文字コード

「与」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「与」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。