「世」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ


とは、生滅の起こる場所/人間が社会生活を営む場/社会/世の中などの意味をもつ漢字である。日本では教育漢字および常用漢字に指定されている。一を部首にもつ漢字のひとつに数えられ、5画の画数を有する。

漢字「世」
字体
分類教育漢字,常用漢字
部首一【いち】
画数総画数5画
部首内画数一部4画
読み音読み
セイ
訓読み
JIS漢字水準JIS第1水準
漢字検定漢検8級
日本語能力検定JLPT N4
学習レベル小学校3年生修了程度

意味

意味と用例

  1. 生滅のこる場所。人間が社会生活を。社会。世の
    • セイ。「世運・世局・世務・厭世(えんせい)・蓋世(がいせい)・隔世・挙世・人世・時世・処世・絶世・治世」
    • セ。「世界・世間・世故・世才・世事・世上・世人・世俗・世相・世態・世道・世評・在世・出世・俗世・乱世」
  2. 人生。一代。まれてぬまでの時間。
    • セ。「現世・後世・今世・三世(さんぜ)・宿世(すくせ)・前世・早世・末世・来世」
  3. 家督・統治権などを相続して一代がぐ期間。
    • セ。「世襲(せしゅう)・万世」
  4. まれた
    • セ。「世代」
  5. い時間の単位。中国では三十年。西洋では百年。
    • セイ。「世紀」
  6. 世代。いだ家系。
    • セイ。「世子・二世・日系三世・ルイ十六世」
  7. 《歴史》区切った年代。類義語:
    • セイ。「上世・中世・近世・季世」
  8. 《地球科学》地質年代区分のつ。
    • セイ。「完新世・暁新世・更新世・始新世・鮮新世・漸新世・中新世」

字意

世【せい】
  • [助数詞]受け継いだ世代・地位・称号・名前などの代数や順序を表す言葉。
  • 日系二世、ナポレオン三世
  • [歴]歴史的に区切った時代。
  • 中世、近世
  • [地](epoch)地質時代の区分単位の一つ。
    紀(キ)(period)の下位区分。
  • 中新世、沖積世
  • 呉音は「せ(世)」、訓は「よ(世)」。
  • 世【よ】
    [中国語]shi

  • 世の中・世間(セケン)。
  • 英語翻訳(English translation)

    1. generation
    2. world
    3. society
    4. public

    書き方と読み方

    世の書き方

    世_書き方
    世の書き順【筆順】

    世の読み方

    セイ

    部首と構成

    部首

    一部(いちぶ)

    世の部首はであり、一を部首にもつ漢字の集まりを一部という。一部には「数字の一、始まり、単位の基準」という意がある。

    一部における「世」

    世の漢字は、一の画数+4画で構成されるため、一部4画の漢字と表現される。

    熟語

    世を含む四字熟語

    「世」の漢字を語中にもつ四字熟語17種を表にまとめる。

    「世」が入る四字熟語
    一世一代いっせいちだい蓋世之才がいせいのさい救世済民きゅうせいさいみん
    窮年累世きゅうねんるいせい曲学阿世きょくがくあせい経世済民けいせいさいみん
    現世利益げんぜりやく世運隆替せうんりゅうたい絶世独立ぜっせいどくりつ
    世道人心せどうじんしん抜山蓋世ばつざんがいせい万世一系ばんせいいっけい
    万世不刊ばんせいふかん百世不磨ひゃくせいふま来来世世らいらいせせ
    立身出世りっしんしゅっせ累世同居るいせいどうきょ

    熟語・関連語句

    一般的な国語辞典などに記載されている「世」の字が含まれる熟語を以下に列記する。

    世祖【せいそ】

      [中国語]Shizu

    • 一王統の祖先。
      中国で、太祖(Taizu)・高祖(Gaozu)・太宗(Taizong)などに次いで王朝の基礎を固め功績のあった、皇帝の廟号(ビョウゴウ)。
    • [人]中国後漢の初代皇帝、劉秀(LiuXiu)(リュウ・シュウ)(光武帝)。
    • [人]中国三国時代魏の初代皇帝、曹丕(CaoPi)(ソウ・ヒ)(文帝)。
    • [人]中国三国時代晋の初代皇帝、司馬炎(ShimaYang)(シバ・エン)(武帝)。
    • [人]中国北魏の第3代皇帝、拓跋燾(TabaDao)(タクバツ・トウ)(太武帝)。
    • [人]中国元朝の初代皇帝、フビライ。
      ふびらい(フビライ、忽必烈、忽比烈)
    • [人]中国清朝の第3代皇帝、順治帝(ShunzhiDi)。
    • [人]李氏朝鮮の第7代の王(1417~1468)。在位1455~1468。諡は恵荘。第4代世宗の次子。
      クーデタにより甥の瑞宗から王位を簒奪。

    世界遺産【せかいいさん《せかいゐさん》】

      [英語]worldheritage

    • ユネスコの国際条約「世界遺産条約」に定める全世界の財産。
      国際的な協力のもとに、遺産を保護して未来世代に引き継いでいくことを目的とする。
      自然遺産と文化遺産と、その複合遺産がある。せかいしぜんいさん(世界自然遺産)、せかいぶんかいさん(世界文化遺産)、いこもす(イコモス、ICOMOS)。
    • 1972年(昭和47年)ユネスコ総会により世界遺産条約を採択。
    • 1992年(平成4年)日本は6月に条約を批准、9月に世界遺産条約締約国となる。

    特殊用語・専門用語

    「世」の字に特殊な意味をこめて扱う地質時代区分のようなケースが存在する。

    地質時代区分【ちしつじだいくぶん】

    地質時代区分の一覧
    地質年代区分年代層序区分
    階層英語階層英語
    累代eon累界eonothem
    eraerathem
    periodsytem
    epochseries
    agestage
    説明
    地質学における地球上に堆積した地層や化石の変化をもとに地球史を時代に分類する区分。
    「地質年代区分」は化石や太古の生物相による年代区分を意味する。
    「年代層序区分」は堆積した地層の変化による年代区分を意味する。

    平仮名【ひらがな】

    ひらがなと元の漢字
    行/段あ段い段う段え段お段
    あ行
    か行
    さ行
    た行
    な行
    は行
    ま行
    や行
    ら行
    わ行
    説明
    ひらがなの由来・起源となった漢字。漢字を草書体にくずして書くことで平仮名が生まれた。

    片仮名【かたかな】

    カタカナと元の漢字
    行/段ア段イ段ウ段エ段オ段
    ア行
    カ行
    サ行
    タ行
    ナ行
    ハ行
    マ行
    ヤ行
    ラ行
    ワ行
    説明
    カタカナの由来・起源となった漢字。漢字を早く小さく書くために片仮名が生まれた。

    検索手法

    文字コード

    「世」の漢字を電子計算機上で取り扱うため、複数の文字規格が策定されている。各規格において固有の識別コード《文字コード》が「世」の字に割り当てられる1

    「世」の文字コード一覧
    Unicode / UCS 2U+4E16
    JISX0213 1-32-04
    戸籍統一文字番号 3000440
    住基ネット統一文字J+4E16

    検字番号

    検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

    「世」の検字番号一覧
    書籍出版社検字番号
    角川大字源4角川書店21
    新大字典5講談社32
    新潮日本語漢字辞典6新潮社34
    大漢和辞典7 8大修館書店31
    大漢語林9大修館書店26

    辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検事番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

    まとめ

    「世」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

    「世」についての総括
    1. 世の画数 :5画
    2. 世の部首 : 一
    3. 世の読み方:セイ,セ,よ
    4. 世の意味 :生滅の起こる場所/人間が社会生活を営む場/社会/世の中
    以上で「世」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

    ウサタロー

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