「曽」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

異体字「曾」については「曾(漢字)」をご覧ください。

とは、かつて/以前/これまでなどの意味をもつ漢字。11画の画数をもち、曰部に分類される。日本では常用漢字に定められており、高校卒業/大学/一般レベルの漢字とされる。

漢字「曽」
字体
読み 音読み ソウ

《外》
《外》ゾウ
訓読み 《外》かさ(なる)
《外》かつ()
《外》すなわ()
《外》()
部首 曰部
日部
画数 総画数 11画
部首内画数 曰部7画
日部7画
国語施策 常用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検2級
異体字「曾」
字体
画数 12画
Unicode U+66FE
JISX0213 1-33-29

書き方・読み方

書き方

曽_書き方
曽の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、ゾウソウ曽すます曽ちすなわち曽てかつて曽なるかさなるの8種の読み方が存在する。

意味

  1. かつて。以前。これまで。「曽遊・未曽有(みぞう)」
  2. ねる。世代がなる。類義語:「曽孫・曽祖・曽祖父」

曽の用法:平仮名

平仮名【ひらがな】とは、ひらがなの由来・起源となった漢字。漢字を草書体にくずして書くことで平仮名が生まれた。

ひらがなと元の漢字
行/段 あ段 い段 う段 え段 お段
あ行
か行
さ行
た行
な行
は行
ま行
や行
ら行
わ行

曽の用法:片仮名

片仮名【かたかな】とは、カタカナの由来・起源となった漢字。漢字を早く小さく書くために片仮名が生まれた。

カタカナと元の漢字
行/段 ア段 イ段 ウ段 エ段 オ段
ア行
カ行
サ行
タ行
ナ行
ハ行
マ行
ヤ行
ラ行
ワ行

熟語

曽於【そお】

[Romaji]Soo

そおし(曽於市)
そおぐん(曽於郡)

曽於市【そおし】

[Romaji]SooShi

鹿児島県南東部の市。2005年(平成17年)7月1日曽於郡(ソオグン)の大隅町(オオスミチョウ)・財部町(タカラベチョウ)・末吉町(スエヨシチョウ)の3町が合併して発足。

曽爾村【そにむら】

[Romaji]SoniMura

奈良県北東部、宇陀郡(ウダグン)の村。

曽我山【そがやま】

[Romaji]SogaYama

[地]神奈川県の小田原市北部と足柄上郡(アシガラカミグン)中井町(ナカイマチ)の境にある山。標高328メートル。

曽根崎【そねざき】

[Romaji]Sonezaki

大阪府大阪市北区の地名。
北区には曽根崎新地もある。
旧住所は西成郡曽根崎村。

文字コード

「曽」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「曽」の文字コード一覧
Unicode 1 U+66FD
JISX0213 1-33-30
戸籍統一文字番号 2 157240
住基ネット統一文字 J+66FD

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「曽」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 3977
新大字典4 講談社 6642
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 4750
大漢和辞典6 7 大修館書店 u88dc244
大漢語林8 大修館書店 4527

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

2010年(平成22年)11月
改定常用漢字表に掲載
文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表9」に採用される。

まとめ

「曽」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「曽」についての総括
  1. 曽の画数 :11画
  2. 曽の部首 : 曰,日
  3. 曽の読み方:ゾウ・ゾ・ソウ・ソ・ます・すなわち・かつて・かさなる
  4. 曽の意味 :かつて/以前/これまで
以上で「曽」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

おねがい
誤字/脱字/間違い/その他ミスを見つけた方は、お問合せまでご連絡のほど宜しくお願いします。