「加」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

加とは、くわえる／足す／増やす／多くなる／重ねるなどの意味をもつ漢字。5画の画数をもち、力部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校4年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『加』の字には少なくとも、加ケ・ 加カ・ 加わるくわわる・ 加えるくわえるの4種の読み方が存在する。

意味

1. くわえる。足す。増やす。多くなる。重ねる。対義語：減「加法・加算・加速・加味・加害・加勢・加筆・加護・付加・追加・添加・倍加・増加」
2. くわわる。仲間に入る。「加入・加盟・参加・奉加帳」
3. 加賀の国の略称。「加州・加越能」
4. 加奈陀(カナダ)の略称。「日加・米加」
5. 加利福尼亜(カリフォルニア)の略称。「加州」
6. 《数学》足し算。「加減・加算・加法」

加の用法：北陸道(行政区画)

北陸道(行政区画)【ほくりくどう】とは、飛鳥時代以降における地域区分および行政区画の一つ。五畿七道の一道に数えられる。
現在の新潟県、富山県、石川県、福井県にまたがる地域をさす。

加の用法：平仮名

平仮名【ひらがな】とは、ひらがなの由来・起源となった漢字。漢字を草書体にくずして書くことで平仮名が生まれた。

加の用法：片仮名

片仮名【かたかな】とは、カタカナの由来・起源となった漢字。漢字を早く小さく書くために片仮名が生まれた。

加の用法：四則計算

四則計算【しそくけいさん】とは、算術のなかで最も基本とされる四つの演算手法。「四則演算」や「加減乗除」とも呼ばれる。演算結果についても「和差積商」とまとめて呼ぶことがある。

熟語

四字熟語

「加」の漢字を語中にもつ四字熟語3種を表にまとめる。

加【か】

[他動]くわえること。
加算、加法、加減、増加
[自動]くわわること。
参加、加入
加賀国(カガノクニ)の略称。

加古【かこ】

[Romaji]Kako

加須【かぞ】

[Romaji]Kazo

かぞし(加須市)
[交]かぞえき(加須駅)
。

加美【かみ】

[Romaji]Kami

かみぐん(加美郡)
かみまち(加美町)
。

加茂【かも】

[Romaji]Kamo

かもし(加茂市)
かもぐん(加茂郡)
かもちょう(加茂町)
[交]かもえき(加茂駅)
[古]かもまち(加茂町)
。

文字コード

「加」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「加」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。