「由」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

由とは、物事の原因／起点／謂れ／因るものなどの意味をもつ漢字。5画の画数をもち、田部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校3年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『由』の字には少なくとも、由ヨウ・ 由ユウ・ 由ユイ・ 由ユ・ 由よし・ 由るよる・ 由ごとしなお…ごとしの7種の読み方が存在する。

意味

1. 物事の原因。起点。謂れ。因るもの。
   • ユ。「由来・因由」
   • ユイ。「由緒」
   • ユウ。「事由・理由」
2. 地点や点を経る／通る。
   • ユ。「経由」
3. 思うがまま。基く。
   • ユウ。「自由」

由の用法：平仮名

平仮名【ひらがな】とは、ひらがなの由来・起源となった漢字。漢字を草書体にくずして書くことで平仮名が生まれた。

由の用法：片仮名

片仮名【かたかな】とは、カタカナの由来・起源となった漢字。漢字を早く小さく書くために片仮名が生まれた。

熟語

四字熟語

「由」の漢字を語中にもつ四字熟語5種を表にまとめる。

由良【ゆら】

[Romaji]Yura

由利【ゆり】

[Romaji]Yuri

由旬【ゆじゅん】

[仏]昔のインドの長さの単位。牛の鳴き声がとどく距離の４倍とも、８倍ともいわれる。
。

由良瀬戸【ゆらせと】

[Romaji]YuraSeto

勘解由使【かげゆし】

[歴]令外官(リョウゲノカン)の一つ。
。

文字コード

「由」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「由」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。