「奈」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

奈とは、からなし／バラ科の落葉高木の一種／花梨などの意味をもつ漢字。8画の画数をもち、大部に分類される。日本では常用漢字に定められており、高校卒業／大学／一般レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『奈』の字には少なくとも、奈ナイ・ 奈ナ・ 奈ダイ・ 奈ダ・ 奈ぞなんぞ・ 奈ぞいかんぞ・ 奈いかんの7種の読み方が存在する。

意味

1. からなし。バラ科の落葉高木の一種。花梨。「奈花」
2. いかん。いかんせん。なんぞ。どの。疑問・反語の助字。類義語：那「奈辺」
3. 梵語・外国語の音訳。「奈翁・奈落・加奈陀(カナダ)・奈及利亞(ナイジェリア)・奈破崙(ナポレオン)」
4. 奈良の略称。「阪奈・京滋奈・京奈和」
5. 《台湾》ナノ。10億分の1。「奈米(ナノメートル)」

奈の用法：平仮名

平仮名【ひらがな】とは、ひらがなの由来・起源となった漢字。漢字を草書体にくずして書くことで平仮名が生まれた。

奈の用法：片仮名

片仮名【かたかな】とは、カタカナの由来・起源となった漢字。漢字を早く小さく書くために片仮名が生まれた。

熟語

奈梨【なり】

[梵]niraya

伊奈【いな】

[Romaji]Ina

いなまち(伊奈町)
。

奈良【なら】

[Romaji]Nara

奈落【ならく】

[梵]naraku

奈半利【なはり】

[Romaji]Nahari

文字コード

「奈」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「奈」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。