「須」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、もちいる/もとめる/要するなどの意味をもつ漢字。12画の画数をもち、頁部に分類される。日本では常用漢字に定められており、高校卒業/大学/一般レベルの漢字とされる。

漢字「須」
字体
読み 音読み
《外》ハン
《外》ヘン
《外》シュ
訓読み 《外》しばら()
《外》すべか(らく…べし)
《外》()
《外》もち(いる)
《外》もと(める)
部首 頁部
画数 総画数 12画
部首内画数 頁部3画
国語施策 常用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検2級
日本語能力検定 JLPT N1

書き方・読み方

書き方

須_書き方
須の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、ヘンハンシュ須めるもとめる須いるもちいる須つまつ須らく…べしすべからく…べし須くしばらくの9種の読み方が存在する。

意味

  1. もちいる。もとめる。する。「須要・必須(ひっす)」
  2. しばらく。かな。「須臾(しゅゆ)」
  3. つ。む。類義語:
  4. 。あごひげ。類義語:「須眉(しゅび)」
  5. すべからく。助字のつで「~すべきである」「~しなければならない」の
  6. 梵語の音訳字のつ。「須弥(しゅみ)」

須の用法:片仮名

片仮名【かたかな】とは、カタカナの由来・起源となった漢字。漢字を早く小さく書くために片仮名が生まれた。

カタカナと元の漢字
行/段 ア段 イ段 ウ段 エ段 オ段
ア行
カ行
サ行
タ行
ナ行
ハ行
マ行
ヤ行
ラ行
ワ行

熟語

夜須【やす】

[Romaji]Yasu

[古]やすまち(夜須町)
[古]やすちょう(夜須町)

須磨【すま】

[Romaji]Suma

すまく(須磨区)
[交]すまえき(須磨駅)
[歴]播磨(ハリマ)の国(現在の兵庫県)の明石郡の東南端の地。
白浜・青松の景勝地。月の名所。

加須【かぞ】

[Romaji]Kazo

かぞし(加須市)
[交]かぞえき(加須駅)

那須【なす】

[Romaji]Nasu

なすぐん(那須郡)
なすまち(那須町)
もと下野(シモツケ)国。

須佐【すさ】

[Romaji]Susa

すさちょう(須佐町)

文字コード

「須」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「須」の文字コード一覧
Unicode 1 U+9808
JISX0213 1-31-60
戸籍統一文字番号 2 491180
住基ネット統一文字 J+9808

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「須」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 11210
新大字典4 講談社 18937
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 14120
大漢和辞典6 7 大修館書店 43352
大漢語林8 大修館書店 12808

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

2010年(平成22年)11月
改定常用漢字表に掲載
文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表9」に採用される。

まとめ

「須」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「須」についての総括
  1. 須の画数 :12画
  2. 須の部首 : 頁
  3. 須の読み方:ヘン・ハン・ス・シュ・もとめる・もちいる・まつ・すべからく…べし・しばらく
  4. 須の意味 :もちいる/もとめる/要する
以上で「須」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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