「思」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

思とは、おもう／考える／考えを持つ／おもいなどの意味をもつ漢字。9画の画数をもち、心部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校2年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『思』の字には少なくとも、思シ・ 思サイ・ 思うおもう・ 思しいおぼしいの4種の読み方が存在する。

意味

1. おもう。考える。考えを持つ。おもい。「思案・思惟(しい)・思考・思索・思想・思念・思慮・思量・意思・三思・再思・熟思・所思・静思・沈思・追思」
2. したう。愛しくおもう。心にかける。「思慕・相思」
3. 感情。心に感じおもうこと。「秋思・詩思・客思・旅思・愁思」

熟語

四字熟語

「思」の漢字を語中にもつ四字熟語17種を表にまとめる。

意思【いし】

[英語]wish

考え・思い・願望。
意思表示
。

思念【しねん】

心に思うこと。考え思うこと。
常に心にかけること。

相思【しゃんす】

[中国語]xiangsi

(長崎方言)恋人。
唐音読み。「そうし」とも読む。

史思明【ししめい】

[中国語]ShiSiming

不可思議【ふかしぎ】

常識では理解できない、不思議なこと・怪(アヤ)しいこと・異様なこと。人智の及ばないこと。
[仏]俗人には思いはかることができない、仏の智慧や神通力。

文字コード

「思」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「思」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。