「感」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

感とは、深く心が動く／心に響くなどの意味をもつ漢字。13画の画数をもち、心部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校3年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『感』の字には少なくとも、感ゴン・ 感コン・ 感カンの3種の読み方が存在する。

意味

1. 深く心が動く。心に響く。「感激・感謝・感情・感心・感想・共感・語感・好感・実感・情感・多感・痛感・反感・予感・安心感・一体感・違和感・危機感・距離感・嫌悪感・充実感・清潔感・責任感・疎外感・達成感・透明感・特別感・満腹感・無力感・優越感・劣等感・連帯感・罪悪感」
2. 外部との接触を知覚する。触れて気づく。「感圧・感覚・感官・感触・感知・触感・体感」
3. 外部との接触で変化する。触れて染まる。「感光・感染・感電・感応・感冒」
4. 感冒の略称。「流感」

感の用法：平水韻

平水韻【へいすいいん】とは、《中国》漢詩において押韻(韻を踏む)ために用いられる106の韻。一般的に「詩韻(しいん)」を意味する平水韻は、中古音の音韻体系を表すものとして用いられてきた。

感の用法：五官・五感

五官・五感【ごかん】とは、外界から受け取った刺激を感知するための五つの感覚器官、および五つの感覚意識。五行に通ずる。実生活における感覚から「舌」の代わりに「皮膚/皮」や「眉」、「心」を五官とする場合もある。

熟語

四字熟語

「感」の漢字を語中にもつ四字熟語4種を表にまとめる。

感作【かんさ】

[英語]sensitization

未視感【みしかん】

[心]じゃめびゅ(ジャメビュ)
。

既視感【きしかん】

[心]でじゃびゅ(デジャビュ)
。

感嘆符【かんたんふ】

[英語]exclamationmark

脱感作【だっかんさ】

[英語]desensitization

文字コード

「感」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「感」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。