「霰」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

霰とは、餅を小さく切って干したもの／あられなどの意味をもつ漢字。20画の画数をもち、雨部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

『霰』の字には少なくとも、霰セン・霰サン・霰あられの3種の読み方が存在する。

餅を小さく切って干したもの／あられ

霰【あられ】: [気]秋や冬に降る、雨と雪との中間の状態のもの、または混じったもの。

[料]料理で賽(サイ)の目に切ること。また、そのもの。

[食]賽(サイ)の目に、または小さく切った餅。焼いたり、油で揚げたりして食べる。
「あられもち(霰餅)」とも呼ぶ。ぶぶあられ(ぶぶられ、ぶぶ霰)、おかき(おかき、御欠き、御掻)。

霰星(アラレボシ)のこと。
あられぼし(霰星)

平水韻【へいすいいん】とは、《中国》漢詩において押韻(韻を踏む)ために用いられる106の韻。一般的に「詩韻(しいん)」を意味する平水韻は、中古音の音韻体系を表すものとして用いられてきた。

[気]秋や冬に降る、雨と雪との中間の状態のもの、または混じったもの。
[料]料理で賽(サイ)の目に切ること。また、そのもの。

[鉱]あられいし(霰石)
。

[食]あられ(霰)
。

兜・茶釜・鉄瓶などの外面にある霰状の突起。
単に「あられ(霰)」とも呼ぶ。
。

[英語]cavepearl／Aragonite

[鉱]天然産の炭酸カルシウム。方解石と化学成分は全く同じであるが、原子の配列(結晶系)が異なり斜方晶系に属し、モース硬度は方解石より大きく3.5～４。多くは無色または白色。

「霰」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。